定年になり、時間が出来た木下幸彦は趣味の寺社仏閣めぐりを楽しんでいる。
ある日、長野県の寺社仏閣巡りをしているうちに日が暮れ、予定通り自宅に戻れなくなったことから、急遽、ローカル線の駅そばにある旅館に泊まることとなる。
その夜は他に宿泊客も
なく、木下と同年代のおかみ、加代はつきっきりで給仕をしてくれる。初対面ながら一夜の縁、とリラックスした二人は、お互い人には話せないことを正直に語りあううち………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 15:02:48
14843文字
会話率:78%
そろそろ数年先の還暦が視野に入ってきたサラリーマンの松本秀之は、中学校の同窓会で、担任教師だった水本恭子と40年ぶりに再会する。同窓会の一月後、恭子のマンションに招待された秀之が恭子から頼まれた驚天動地のお願いとは。
(この作品は「星空文庫
」にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 13:38:47
11772文字
会話率:64%