異端の呪いを持って生まれた、小柄な人間の少年、レパルト・コルシカはどんな相手とも戦闘になれば、敵のレベルのマイナス1の力になってしまう。ゆえに、誰にも勝つことが出来ない彼は、『善戦帝王』と皮肉と嘲笑を込めてそう呼ばれていた。しかし、世界は
やがて気づくことになる。戦えば老人や子供にも接戦の末に負けてしまう彼は、逆に勇者や魔王が相手でも善戦することが出来るのである。ならば、マイナス1になった彼の力を他で補えば、すなわち世界最強の力になる。それに気づいた気高き乙女たちがレパルトを使って革命を起こす。
ある日、レパルトへの契約や褒美で体を交えた時、乙女たちは更に気づく。どんな状態でもレパルトと交われば、レパルトが絶頂という名の射精を迎えた瞬間、乙女たちは絶頂寸前のギリギリまで追い詰められてしまうもその一歩手前で止まってしまう。
何度交わろうとも、絶頂寸前寸止め地獄の繰り返しに合い、「イキたい!」と絶叫で懇願するも叶わず、やがて狂乱した乙女たちは、気高さも誇りも捨てて、レパルトに対して自ら腰を振りまくる。そして、レパルトが度重なる絶頂の末に失神してしまう時、乙女たちの体はようやく……
11月30日 diverse novel 様より本作が書籍化発売されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 20:09:13
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会話率:45%