主人公が異世界転移した先は、中世西欧風ではなく
どこか昭和の香りがするレトロモダンな街だった
奇妙な懐かしさと、見たこともない風景が混在する街。
そして妖(あやかし)や霊、妖怪といったものが普通に存在する街。
チートスキルも、現代社会の知識
も活用することもできない主人公ではあったが
親切な一家に拾われて、なんとかその街に適応して暮らせるようになり
さらに幸運なことに、そこの娘さんを嫁に貰う次第となった。
ところがその妻となった女性、代々巫女のような役割を担っていて
妖怪たちの声を聴き、人の声を伝え、トラブルを調停することのほかに
家に訪れる妖怪をもてなす大事な役目もあるとかで
もてなしとは、つまり…ぶっちゃけて言えば、妖怪たちとSEXすることだったりする
主人公と妻と、そして「妻を借りに来る」妖怪たちの、
ほのぼのとした日常を描く そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 18:32:39
326448文字
会話率:21%