『あなたが私の主ですか?』
魔法陣の真ん中で跪くロリサキュバスが、キメ顔でそう言った。
『サキュバスなんて主を誘惑する淫乱女の子じゃないの!!』
『そんなんでランカー1位取れるのか?』
両親は当然のようにロリサキュバスを侍らせる僕
に阿鼻叫喚した。
友達からは見下されて、幼馴染彼女には、頬っぺたをバチンッと叩かれて……その怒りをロリサキュバスで晴らす。
デートをすればたちまち警察に通報されて、ラブホテルに入れば受付嬢に警察に通報されて、家で行為を及ぼうとしても両親から警察に通報されて、そんな生きづらいこんな世の中じゃあ……不安しかありません。
これは、現実世界のランカー争いを頼りないロリサキュバスと戦っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 00:50:00
4765文字
会話率:49%