公立碧青高等学校への転校生、三島海は普通の人間とは異なるところがあった。彼は常人には見えないようにしながらも二本の角を生やしており、人間では出せない怪力を持ち合わせていた。鬼――それが彼の特異体質だった。
海はその体質を活かし、あるサー
クル活動を行っていた。転校直後、そこへ碧青高校の生徒会長から一つの依頼が入る。
会長が言うには、この高校内で原因不明の失神が相次いでいるというものだった。しかも、失神したものは会長達生徒会メンバーが質問すると皆なぜか頬を赤らめ、口を噤んでしまう。故に原因がまったく掴めず困っているという。
海達、サークルメンバーが原因を探っていく内、失神した生徒達のいた場所に必ず一人の女子生徒――島崎未菜がいることに気付く。
そんな時、再び海達の目の前で失神者が出る。一体、何が起きているのか? 彼女は一体何者なのか? 海達が辿り着いた真実とは。
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2869文字
会話率:50%