人間のする引越しというものを、アヤカシの僕らが行ってから、早半年。開店休業状態だった絢樫Cafeを、趣味と実益を兼ねて、僕は再始動する事に決めた。誰かをほっとさせたり、少しだけ後押ししたりする力を持つ妖怪薬を用いて、カフェを営む僕の日常。
※困窮フィーバーという作品に出てくる、『覚』という妖怪のお話ですが、単独でご覧頂けます。(サイトにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 09:00:54
85394文字
会話率:56%
藍円寺は、新南津市街地からは少し離れた集落の、住宅街の坂道を登った先にある、ほぼ廃寺だ。住職である俺は……なお、霊は視えない。しかし、祓えるので除霊のバイトで生計を立てている。常々肩こりで死にそうなマッサージ店ジプシーだ。そんな俺はある日
、絢樫Cafe&マッサージと出会った。※現代(オカルト)ものですが、ホラー要素がほぼありません。(サイトにも掲載)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 21:53:29
215490文字
会話率:43%
妖怪ぬらりババアとは、親族や友人がいない寂しい成人男性の家に勝手に上がり母親として振る舞う妖怪。名前の由来はぬらぬらとした液体を全身から出せるから、常に秘所をぬらりとさせているから、など様々な説がある。
家に上がり込むと勝手に料理、洗濯、掃
除など家事全般を行う。家主や周囲の人間は家主の母親だと思い込んでしまう。家主に対しては徹底的に甘やかし、自信がつくように鼓舞し、甲斐甲斐しく世話を焼く。そのため家主はぬらりババアに依存していく様になり、世間との孤立が深まっていく。一生独身のままぬらりババアと死ぬまで一緒に過ごす。
ぬらりババアは家主の死を看取ると何処かに消えてしまい、周囲の人達の記憶からも消えてしまう。
そんな妖怪が出てくるホラー(?)です。
注意点としては手淫のみとなっておりセックスは行いません。
また擬音や♡などを多用しています。誤字誤用等予めご了承ください。
7/24にタイトルを改題しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 10:29:07
7341文字
会話率:29%