『ここは妖精の在る国。妖精と共存する国。彼らは無害な存在なれど。ときおり悪戯を仕掛けてくる』
初体験時に酷い言葉をぶつけられ、初めての恋人と別れた女騎士のアンナ。そんな彼女はその時の言葉がトラウマになって、童貞としか付き合わない女性として
有名になっていた。
また処女だったアンナに酷い言葉をぶつけた恋人である副騎士団長グレンもまた、数多の女性の間をフラフラする腰の軽い騎士として名を馳せていた。
そんな二人が顔を合わせれば喧嘩ばかりで、一周回って仲がいいのでは? と疑われるほどだった。そしてグレンの本音もまた……。
そんなある日、『妖精の悪戯』に巻き込まれたアンナがグレンの前から姿を消してしまう。アンナを失ってしまうのではないかと必死に探し回るグレン。
そしてアンナの前に現れたのは、グレンそっくりな少年で?!
※こちらはリクエストいただきました、「どーてーしか食べない女騎士に惚れた国一番のプレイボーイのお話」を元にしております。
※ヒーロー、ヒロイン共に別の相手と付き合っていた描写があります(直接的な描写はありません)。苦手な方はご注意ください。
※R18表現があるお話はサブタイトルの後ろに★がついております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 22:00:00
24978文字
会話率:34%