ブラコンな兄に甘やかされて、自尊心高く成長してしまった俺、葛城 旬(13)は、自分が世界一可愛いΩなのだと信じ切っていた初等部1年の時、誕生日でもあるバレンタインデーにとあるαに告白した。
「大きくなったら番って欲しい」と。
…結果は惨敗
。
「フェロモンが好みじゃ無い」と言われ、年寄り臭くて有り得ないとバカにされ、仲間内で笑い者にまでされた俺は、バレンタインも、誕生日も、自分の事も好きじゃ無くなった。
今年もまた嫌いな日がやって来る───黒歴史を思い出して憂鬱な俺がバレンタインデー前日にコンビニで出会ったのは、こんな俺のフェロモンを気に入ったと言う変なα。
俺の事を「世界一甘くて美味いフェロモンを放つΩにしてやる」と言う『小豆さん』に、Ωの俺はただ“歓び”しか感じられなくなってしまって────
***
※バレンタインネタなのに全然間に合ってない上に、タイトルからもお分かりの様に『和モノ』で、チョコレート要素は一切無いです…すみません。
本編3話+オマケ1話の全4話。
忙しくて連日更新が難しいので一気に全話投稿します。
※♡喘ぎだらけです。甘味プレイも(言葉責め的なプレイで、実際に食べ物を使ったプレイでは無いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 21:33:32
30874文字
会話率:40%
「俺、悪役令嬢じゃね?」
女装した俺の姿は前世プレイしたクソゲーの悪役令嬢にそっくりだった。
Q・セルーネ・オーデルハインは生まれた時から前世の記憶があるが、女装するまで自分が悪役令嬢ポジションだと気付かなかった。
流石クソゲー、絶対に女
でなければならないであろう悪役令嬢のポジションに前世記憶アリの男を配置してしまうとは。
感心するQだったが実はこのクソゲー、意外と世界の強制力が強く…………女装中に出会った第二王子から婚約者候補に追加させられたり第一王子と遭遇したり学園に通わされたり?ブラコンな兄上だけが強制力の影響を受けていないのでは?な基本コメディの話です。
※ギャグではないな、コメディだなということでコメディにしましたよろしくお願い致します。
※すけべな展開は恐らくifと後半にあるかな?程度です
※第一王子×悪役令嬢(俺)になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 22:19:53
124665文字
会話率:31%
元エリート刑事で現作家である由内海蛍は、一人息子を男手ひとつで育てるシングルファーザーだ。ある日打ち合わせの為、出版会社で担当者と打ち合わせを済ませて帰ろうした時、刑事が海蛍を訪ねて来ていると言われ、行くとそこに居たのは、かつてのパートナー
の刑事であり友人だった丹武誠人だった。亡き妻との結婚式前夜に無理やり抱かれた事で仲違いしたまま妻を殺され、事件が途中で打ち切られ警察に不信感を抱いたまま刑事を辞めてから子育てと作家の仕事を両立している元エリート刑事の海蛍と、小学生の事から海蛍を狙っていた俺様エリート刑事の丹武が再会してから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-08 11:35:00
941文字
会話率:57%