好きだった子は、ある日いなくなった。隣にいたのは、軽口ばかり叩いていた男。悔しさも情けなさも、全部引きずって、それでも拳だけは離さなかった。何年も経ったある夜、ビールの泡の向こうに映ったのは、かつて“奪った”はずの男と、“負け犬”だったはず
のやつの物語だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 04:46:00
2482文字
会話率:24%
近所の小母さんの手ほどきから始まった「僕」のセックス・ライフだったが、珍しいモノだったせいでモテすぎてしまう。人生を過りかけた「僕」がまっとうな人生観を取り戻す自己実現を描く堂々のビルドゥングスロマン、多少の性描写を含むがレッキとした教養小
説である(^^)。適当なジャンルがないので『X指定』にした。女性読者大歓迎。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-05-15 17:46:52
25766文字
会話率:45%