朝起きたら突然前世の記憶を思い出した!え、嘘、私前世ではエステティシャンだったんですけど!?何で現世は犯罪奴隷専門の奴隷商館なんかで働いてんの!?嘘だろ!?嫌だ!仕事に行きたくない!現世の今までの自分の考え方がゲスくて怖い!何であの死にか
けの奴隷を無視できるの!?人として、それってどうなの!?いや、でも私も買い上げてまで助けたいかと言われると、それはちょっと……。
でも、どうも私が買うしかないらしい。あの訳ありの奴隷。怖いな。いざとなったら治療だけしてさっさと返品しよう。
……あれ、快適?ご飯を作って部屋も片付けてくれる人?あっ、前世から欲しかった嫁!嫁じゃないか!
こんなところにいたのか嫁!ゴツいけど、嫁だ!筋肉が凄いけど、嫁だ!
お酒を飲んだら記憶を失くすからたぶん迷惑かけちゃうだろうけど、奴隷から解放するまでの期間限定だからどうか、どうか今だけ我慢してね!
「ごめんなさい!昨日の私は何やらかしたの!?ゆっくり土下座したいんだけど仕事あるから帰ってきてからでいい!?」
「スズ、いいから。大丈夫だから落ち着いて」
エロはかなり後半。
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2020年5月9日、完結しました。
現在は番外編を更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:00:00
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会話率:33%