彼は可憐なエルフだった。彼は巨根だった。故に――スカートを愛用する男の娘になった。
成人の儀を終え、愛する人と繋がった彼は、相手のご両親を訪ねる。
「む、息子さんを、ぼくにください……!」
愛する人はオーガだった。そしてオーガにはハーレ
ムを作る慣習があった。
「ならば、こうしよう。リゼくん、君がハーレムを作りなさい」
かくして彼は、ハーレムを作るための旅に出る。
しかし異世界から召喚された勇者が、彼の前に立ちはだかった。
「また勇者パーティーなの……」
勇者パーティーは、存在しない魔王を追いかけていた。
そして彼は決意する。
「ぼくが魔王になるよ」
ハーレムを作るはずだった巨根の男の娘エルフが、巡り巡って魔王になるお話。
アルファポリスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 12:00:00
144287文字
会話率:44%
女に刺されかけて、遊びをやめた。
今はいけ好かない執事と、ドMな執事と愉快な日々だ。(ヤケ)
そんな俺に最近気になる人ってのが出来た。
俺より背が高くて声が低い執事。
アイツ、何考えてんのかわかんねぇ。
◇
トラウマを抱えた坊ちゃん。
彼の傍には新しい執事が立っている。
ああそうですね。坊ちゃんは生意気です。
・・・・・そこがいい。
※小説更新などに関してやお知らせなどは活動報告に書いています。ぜひご一読を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-21 00:00:00
90242文字
会話率:39%