「私、今日はそうね、きっと馬鹿になりたいのだわ。それでここに来たのだわ。疲れてしまって、頭のいい女であることを忘れたいの」
ここはダンジョンのある街。魔道具研究所のエリート所長のアメジスタは、連日徹夜続きで疲れている上に男に振られたばかり
でいまいちな日々。後輩にストレス解消のために女性向け娼館を勧められ、馬鹿馬鹿しいと思っていたのについ足を運んでしまう。一番顔のいい男を、との要望に出て来た男娼は、身長3メートル、甘いマスクの自信なさげなデミオーガで?
疲れた女性の一夜の遊びを切り取った短編です。全3話。
※SKIMAの依頼で書いた小説の転載(クライアント許可済み)になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 12:00:00
10318文字
会話率:61%