魔女の瞳という異能を持つために弟の成人の日を境にアルファは跡取りから外されてしまう。それを聞きつけた幼なじみで狼の獣人であるジルヴァラは、これを機にと彼女に長年の思いを告白しようとする。指輪まで用意した男に、アルファは何気なく宣言した。
「
ところで、私は<聖女の腕>になることにした。」
「ちょい待て!それ、魔女の同類を狩ることになるぞ!?」
何を考えているかよくわからない女と、そんな女に片思いを続ける獣人がすったもんだで自分たちのルールを知っていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-25 00:04:58
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会話率:16%