卒業式の日に教え子に襲われるなんて思いもしなかった――。
三年前、私は生徒に告白された。
年上への憧れなんて一時的ですぐに消えるものだと知っていたから「卒業しても同じ気持ちだったらまた言ってね」と返答した。
でももしかして私、何かを間違え
た?
どんなヒーロー・ヒロインでも受け入れられる方向け。
必ずキーワードをご確認ください。
藤原いつか様の「R18卒業文集2020」企画の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 20:00:00
12334文字
会話率:32%
コンプレックスとトラウマから、他人に意見ができずに愛想で誤魔化してしまう癖のある久島広子《くしま》は、花形部署の営業課に振り回され、荷物の受付に奔走する日々を送っていた。
プライベートが充実していれば、愚痴をこぼさずにすむだろうが、あいにく
失恋したばかり。
そもそも取引のある会社の男性と断りきれずに付き合ったが、彼の浮気が発覚し別れたのだ。
なのに、なぜか元カレに付きまとわれる羽目に陥ってしまった。
出入りしている運送会社のドライバーさんの前で元カレに絡まれてパニックになっていると、営業課のエースである篠塚怜司《しのづかれいじ》に助けられる。
苦手な営業マンの篠塚は、助けた際にさらっと広子に告白をした上でストーカーもどきになった元カレから広子を守ろうとする。
見た目も地味で愛想しか取り柄のない私を営業のエースが何故に!?
戸惑いを隠せない広子だけど、篠塚に特別扱いをされてるうちに心が揺れて……?
トラウマと葛藤しながら自分の気持ちに悩む広子のじれったい恋物語です。
※物語の後半に性描写あり(予定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 19:36:47
12375文字
会話率:35%