クリス(攻):セクシャリティとかジェンダー自認が曖昧なまま38歳になってしまった男。見た目は骨太マッチョ。性欲らしい性欲を男性にも女性にも感じたことがない。男性同士のホモソーシャル、マッチョなやりとりに入れないし違和感があったので女のフリを
して囚人と文通を試みて、自分のジェンダー自認を確かめようとするも、文通相手が滅茶苦茶格好良い気がして惚れてしまう。
ジャック(受):自分がノンケであることを疑ったことのない性格もボディもマッチョな40男。女が大好きだけど普段は身体しか見てない。元アル中で汚職して塀の中に。基本的に自堕落で自分勝手だが、ところにより繊細。人に勧められて文通を始め、クリスを女と思い込んで惚れてしまう。
性欲のない攻が手紙をやりとりするうちに大好きになった受と同居生活を始めたいと言い出し、受はこれ幸いと攻に寄生しつつ、好き勝手に暮らし始める。受はウブい女の子をいいように揶揄ってるようなつもりで衣食住足りた同居生活をヒモ気分で楽しんでいるが、気付かぬうちに攻との生活は心地良くなっており、手放し難くなっていく。受け受けしい攻と、攻め攻めしい受。途中で豹変する攻。最終ラブエンドです。
挿絵:hd折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 20:00:00
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会話率:45%