「俺はお前と10年後も50年後もずっと一緒にいられる、そんな関係でいたいんだよ」
夏樹は高校最後の夏休みを楽しみたかった。
小学校の時からの仲である藤夜が地元の大学ではなく、東京の大学を受験し例え受からなかったとしても、来年から
向こうで一人暮らしをするから今のうちに沢山思い出を作っておきたかったのだ。
だが同時に、ここ最近藤夜があからさまに自分の事を避けているのが彼には分かっていた。
それは藤夜がずっと愛の告白をしてくれているのに、キスまでし合う関係なのに、いつまでも頑なに恋人となる事を拒み続けてきたからだ。
藤夜から距離を置こうと言われて夏樹は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-14 15:28:24
9865文字
会話率:50%
4つ上の幼馴染に片想いしていた祥爾(15)。好きでもないのに流されて関係を続けているセンパイはうまくかわせるのに、好きな相手には突っかかってばかり。
夏の夜、二人で舞台を踏んだ後。大好きな夏生(19)に体当たりで気持ちをぶつける。
fuj
ossyでサマーナイトコンテストに応募した作品に加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 15:52:57
16294文字
会話率:27%
どこにでもいる男子高校生が友達と夏休みに海辺のリゾートに行く約束をした。だが当たり前の様に高校生にはそんな金もない。仕方なくアルバイト先を探すことにしたらチラシに「覚悟のある方だけ来てください」とだけ書かれた気になる広告を見つける。しかし、
店の名前はなく住所のみ書かれた怪しい広告だ。これはそんな怪しいアルバイトから始まる彼の新しい人生のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-13 23:24:12
3957文字
会話率:39%