「お兄さん……私がサキュバスだって言ったら信じる?」
うだつのあがらない青年、佐島浩人(さじまひろと)はいつものバイトの帰り道、見慣れない路地裏を見かける。そこで待っていたのは痴女めいた格好をした赤髪の美女だった。彼女はルビィと名乗り、
またサキュバスであると告げる。そして言葉通りに浩人を篭絡するのだった。
だが彼女の企みはただエッチなことをするだけではなかった。浩人を精液供給の家畜とすべく、自らの住む異世界、〈楽園〉へと連れ込もうとしていたのだった。主体性のない浩人は彼女に圧されるがまま楽園に連れて行かれ、そこで〈雄畜〉としての調教を受けることになる。そして――彼は自分でも信じられなかったようなマゾ性を開花するのだった。マゾであればあるほど上質な精をもたらすことのできるその楽園は、元の世界で人生の意義も感じられずに生きていた浩人にとって、至高のマゾ快感と生きがいを感じる場所に思えたのだが――
おまけ編の内容――浩人とルビィが去った楽園で、ふたなりサキュバスのエリカが奮闘し、新たなる世界を開き、サディスティンとして成長していく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 18:12:41
556463文字
会話率:49%
精悍で自信家のミシェルと、美しくて享楽家のガニオス。国が敗戦して二人は囚われの身となるが、勝戦国の権力者の"特殊な所有物"となって格別な待遇を与えられる。しかし二人とも飼い慣らされることを嫌い──。
主人公のミシェルは
バリタチで好戦的で目的の為ならどんなことでもやります。愛する人を大切にする18歳の青年です。
【注】SMやスカトロの描写がリアルです。冒頭から露骨な食糞シーンがあります。性行為は下品な隠語が多発します。男同士がメインですが女同士と男女の性交・調教シーンもあります(四人の主要人物は異性とは絡みません)
更新はマイペースで続きが浮かんだ時に2000文字前後でします。
<主要人物>
■ミシェル(主人公):凛々しく端正な男前。野性的な性格。好きな人を満足させるセックスが好き。18歳。
■ガニオス:ミシェルの恋人。絶世の美形。マゾ気のある淫乱なバリウケ。23歳。
■アドラー総帥:敵国軍の総帥。美しい若者に嬲られたいマゾヒスト。64歳。
■デュラン公爵:敵国の女王の妹。冷血サディスティンでレスビアン。38歳。
★この作品は現在、「ムーンライトノベルズ」のみに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 15:06:40
2216文字
会話率:59%
これはサドマゾヒズムに耽溺する異常な男女の性事情を綴ったオムニバスである。
女を崇拝する男と男に君臨する女がそれぞれの結末に至る五つの物語である。
最終更新:2020-12-19 11:35:32
12706文字
会話率:43%
「三回まわってワンと言いなさい」。冗談口かとも思えた梶浜美佐の命令に、橋田光夫は「はい」と応えてしまう。光夫の心が美佐に平伏した瞬間だった。熱蝋責め、鞭打ち……美佐が光夫を苛む。
妹分である山見翔子も、美佐との連携のもとで光夫を御し、乳首
責めや咀嚼プレイにおいて天性のサディスティンの資質を発揮する。
そうしたなか、尾村那月の面影が光夫の脳裏をかすめた。しだいに紐解かれる記憶は光夫にどのような真実を告げるのか。
旧題:きみの笑顔でぼくが逝けるようになるまで折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 00:00:00
27418文字
会話率:31%
営業を終え帰宅する数馬は、ふと駅前に佇む若い女の姿に、言い知れぬ違和感を感じた。
近寄ってじっと観察する数馬。
恥ずかしさに身を捩る女。
その時、背中に括られた女の掌から、
一通の手紙が落ちた。
そこには・・・。
生来のサディスティンの顔
を顕す数馬。
羞恥に身を焦がす一人のM奴隷。
都会の片隅で繰り広げらる
羞恥プレイの行く末は・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-09 18:23:17
16019文字
会話率:14%