世界はコロナで完全隔離した。
時はCOVID-119年―――
2019年に確認されたCOVID-19から100年、人類は新たなステージに進んでいた。
旧文明が躍起になったコロナ対策により、エンターテイメントはほぼ絶滅した。
富める者は娯楽を、貧しい者は身を売るこの新時代『COVID』で、金持ちたちはありあまる富を使い新たな娯楽を生み出した。
ひとを使った動画配信サービスの提供だ。
例えば、「不特定多数の人間を箱詰めにし、密閉した電車に乗らせる」、「大衆居酒屋で大勢密集させて飲み会をさせる」、「身体関係を密接に結ばせる」…。いまや暗黙のルールとなった「三密」ルールを犯したこれらの命に関わるスリリングな行いを、金持ちたちは安全なディスプレイ越しに人間たちを眺めて愉しむのだ。
コロナに感染するリスクが高ければ高いほど高額報酬が得られるため、貧しい人々は生活のため命を削ってこれらの動画に出演させられた。
娯楽の衰退した世界で、人々は求めた。
安全かつ安楽な、悦楽の楽園を。
そのなかでも特に人気の動画配信サイト企業があった。
女の子同士の結びつきをテーマに配信するこの動画配信企業は、ディスプレイ越しに百合を愉しめるとあってリアル百合壁になれるとの評判を呼び瞬く間に急成長を遂げた。
お金を払って動画を見る視聴者側も、お金を得て動画を撮る配信者側も、安全安心安泰に愉しめる、最高の生きたエンターテイメント。
『 濃厚接触百合配信 』。
尊い百合の光でコロナ社会を照らし出す。
これはそんな野望を抱いた弊社にまつわる百合のお話である。
【 仕事が忙しくなり現在週1回更新中。。。】
【 他サイトでちまちまと緩く最新話を毎日投稿します。こちらもよろしくお願いします( pixiv FANBOX で投稿中! https://potukai.fanbox.cc/ 】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 22:55:22
672588文字
会話率:42%
幼馴染で隣の家に住んでいる高校1年生の一条菜月は、小学生の時に京都に住んでいたこともあり、いまだに京都弁が抜け切れていない。
学校ではしっかり者の優等生で標準語を話している菜月だが、僕の前では方言を話したり、皆には見せない気弱で臆病な一面を
さらけ出してくれる。
ある日、僕の部屋で二人で勉強をしている時に、濃厚接触の定義について質問をしたら、勝手にエッチな妄想をして恥ずかしそうに顔を赤らめてしまう。
そんな恥ずかしがり屋で押しに弱い菜月を言いくるめてエッチな方向へと誘導していったら、最終的にエッチな誘惑に抗えずに、京都弁で喘ぎながら濃厚接触でいちゃいちゃなセックスをしてしまう。
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2021/1/2 追記
【姫初め2022】企画で続編を作ってみました。
良かったらこちらも読んでみてください!
京都出身の幼馴染の女子高生と満員電車で姫初め
https://novel18.syosetu.com/n2738hk/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 20:11:00
22593文字
会話率:54%
55歳の看護婦の告白。事故で夫を亡くした後、どういう生き方をして来たか。
最終更新:2020-04-03 00:35:29
4095文字
会話率:0%