【日間総合38位 日間短編11位作品】
「ん……チュッ……。じゃあ、全部触って先輩の欲しいところ調べてあげないとですねえ?」
「ね、ねえ……ユウキ……。あう……!」
ウールの青生地を持ち上げる大きな胸。
グレープフルーツ大の肉果実は、ユウ
キの手では掴みきれない。
それでも根元から持ち上げて粘土でもこねるようにすると、先輩は鼻にかかった吐息を漏らし始める。
「う……ん……! ユウキ……。ダメだよ……」などと言いながら、先輩に抵抗するそぶりはなかった。
ユウキが先輩を押し倒すのは、これが初めてではない。
むしろ事件に遭遇するたびにこうしている。
推理をさせるために必要な、先輩を動かすための手続き。
たっぷりと“ご褒美”を与えれば、どうにかこうにか先輩を人前に立たせることができる。
事件を解決させたいという目的と、胸の奥で立ち上る妖しい欲望が、ユウキの手に力を込めさせた。
青い丸みを崩す行為にいつまでもふける。
先輩の呼吸がだんだん深いものへと変わっていく。
「は……ふ……」
「ブラ越しなのに、すんごい柔らかいですね。先輩の名前(ババロア)って、おっぱいが柔らかくなるようにつけられたんじゃないですか?」(本文より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 11:07:57
18013文字
会話率:34%
幼なじみに恋していた。グラウンドが見える自販機にある、ピンクグレープフルーツのジュースがすきだった。あいつと共有する時間と味がすきだった。
幼い頃から好きだった幼なじみに、高校時代に失恋した小林蓮斗。あれからもうすぐ5年。偶然の再会で、止
まっていたはずの歯車が動き出していく。
甘酸っぱさとほろ苦さ、切ない恋の行方。
キーワードは後々追加予定。この作品はアルファポリスにも掲載しています。のんびり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 17:00:00
1210文字
会話率:21%
好きだと気付いた時には、誰かのものだった
鈍く光るその存在はいつも私をねじまげる
先生、モラルも理性もなくなるのは
あとどれくらい?
最終更新:2020-04-14 14:42:53
4328文字
会話率:28%
おれは35歳・居酒屋アルバイト。
客として来ていた若いOLの夏子にグレープフルーツチューハイをぶっかけてしまい、クリーニング代を弁償することに。
後日、おれはクリーニング代を渡すために、夏子とスターバックスで待ち合わせする。約束の時間を遅
れてきた夏子は、あろうことか1人でやってきた。
てっきり同僚の男たちを引き連れてくるかと思っていたおれは、夏子が申し出た信じらないくらい卑猥な内容に驚くことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-20 07:00:00
6581文字
会話率:23%
終電で降りる駅を寝過ごしてしまった雅之は、全く知らない終点の駅へ降りることとなった。人気のない駅で呆然と佇む雅之に近寄ってきたのは、一人の女性だった……。
最終更新:2007-05-03 22:21:42
6977文字
会話率:34%