紅き胞衣をまといし子、クドラク
白き胞衣をまといし子、クルースニク
黄昏から黎明を支配するヴァンパイア
三者三様の想いを胸に、絡み合うは宿痾か業か
三条秀明は平凡な高校生だった。ロード・ヴァンパイアのアンゲリカと出会うまでは。
彼はロード
・ヴァンパイアに触れられたクドラクとなる。
人でもなければヴァンパイアでもないもの、クドラク。
血を失えばヴァンパイアに傾き、血を得れば人へ戻る。
クドラクから人に戻るには、触れたヴァンパイアを滅する必要がある。
だが、彼に触れたアンゲリカは、数千年を経たロード・ヴァンパイアの頂点。
クルースニクである幼馴染の南亜希子とチェコ人のヴァンパイアハンターコンビ、ヴラスチミラ・クヴァスニチュコヴァーとヴィート・クヴァスニチュカが彼を手助けする。
アンゲリカには三人のロード・ヴァンパイアが付き従っている。
三条秀明は、すべてのロード・ヴァンパイアを滅ぼすために戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 13:15:13
53438文字
会話率:54%
自分が誰の生まれ変わりで、本当は何者なのか。大事なことは何一つ覚えてないクルースニクの生まれ変わりが、殺されようと嫌われようと見捨てられようと諦めきれずに縋りついてくる吸血鬼を、許して受け入れて観念するまで。(EP01「プライベイト・チルド
レン」完結済)
そこそこお高いはずのプライドをかなぐり捨ててしがみついてくる貴種吸血鬼に絆されてしまったクルースニクの生まれ変わりが人の道を踏み外してから、調子に乗って厚かましい男との蜜月に一区切りつけるまで。(EP02「小王のドグマ」完結済)
ティル・ナ・ノーグでの新生活をキリエ視点で。(EP03「ニーベルングの居候」なろうにて連載、完結後アルファポリスへ転載予定)
※日常系ライトファンタジーのつもりで書いています。
※カップリングは固定(軽率なTSとリバ要素あり)。メインカップルは貴種吸血鬼×自立心高めの転生者。
※魔導関係がすこしふしぎ/SFっぽくもあります。
※アルファポリス、pixivでも読めます。
※途中から同類になったので異類婚姻譚タグは消しました。とはいえキリエの「本体」は黒くてべちゃっとしてるし、伊月はずっと人型のままなので異種姦みはあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 00:00:00
81273文字
会話率:33%
吸血鬼を殺す力を持つ少女が吸血鬼を助けて花嫁になるまでの話。基本少女視点で話が進むので作中に出てくるのは主に「私」「アイツ」「お姉さま」「青年」の4人のみです。名前は最後まで出てきません。吸血鬼とダンピールとクルースニク達の織りなす愉快な日
常のひとコマ。まあ、ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 06:00:00
17312文字
会話率:35%