20XX年。
肛門にかかるという新種のウィルスが流行すると同時に、現代の衛生環境に適応した新種のギョウチュウまで生まれていた。しかも、どういうわけか十代の女性が中心で、一度かかれば命にかかわる症状に発展することも数多い。
感染力は高く
、このままでは国民全体の健康に関わるとして、苦肉の策として肛門検査の義務化が行われた。
国の手で大勢の少女を救おうとしているといえばそうなのだが……。
(この作品は「黒塚工房」でも公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 21:41:56
9921文字
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