■傲慢なバニラ:甘ったるい悪徳■
「バニラのように甘く濃厚にとろける快楽を心ゆくまで堪能させてあげるから」
地味な女子大生・灯音は、イケメンカリスマ美容師の唐瀬呂伊にヘアモデルを依頼される。
優しく淫らな官能美の手ほどきで灯音を貶める呂伊
は、みずからも灯音に溺れていく。
女たちは、ワケあリの彼を恋愛の通過点としてしか見ない。
灯音だけは、呂伊を裏切らないはずだったのに、運命のいたずらが……。
■傲慢なバニラ:ほろ苦い美徳■
1年前――
都内のヘアサロンで勤務するしっかり者の美容師・乃埜(のの)は、
クールでストイックなオーナー・渡鍋岳流に片想い中。
しかし彼はバイセクシュアルで、呂伊とのただならぬ現場を見てしまい!?
「乃埜ちゃんも巻き込んでしまおうか。秘密を共有したらバラせないだろう」
「呂伊。お前って極悪人。でもそれ採用」
▼*章はR18
「呂伊。お前は非常識で身勝手で、その上、傲慢だ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 19:44:28
299089文字
会話率:46%
高校三年生の結には、兄と呼ぶ男が二人いた。
一人は実の兄であるひろ兄。もう一人は幼馴染で隣の家に住む葵斗。
小さい頃から世話焼きの葵斗は結のHIROだった。
毎朝の葵斗によるヘアアレンジのお陰で幼少期のコンプレックスから解放されて幸せに成長
した結。
そんな兄達は、進学を諦めて目指したのは美容業界だった。
やがて海外での仕事も経験した彼らはイケメンカリスマ美容師としてもてはやされるようになった。
成功してモテモテの葵斗を喜ぶ反面、恋心に気付き始めた結は、少しずつ兄達から距離を取る事を考え始めていた。そんなある日、葵斗の様子が明らかにおかしかった。
※この物語は完全フィクションであり、筆者は美容業界にも詳しくないため設定緩々な事予めご了承下さい。よくある安定のハッピーエンド作品です。
※本作品は成人男性と未成年女性の性的描写がありますが筆者はそれを肯定している訳ではありません。また物語の展開の都合で登場人物による法律の結婚年齢にする解釈等ありますが現法律を問題視しているわけではありません。一つの“空想小説”として読んでいただければ幸いです。以上の点が気になる方は予めリターンお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 00:37:31
26706文字
会話率:32%
合コン女王で魔性の女と呼び声の高いの篠瀬真紀は、
カリスマ美容師の関慶喜をものにできないでいた。
恋に落ちてしまった。
そう気付いた時の甘い屈辱感。
関は真紀の気持ちに気付きながらも今までの関係を崩さない。
しかし酔った勢いで二人の駆け引き
は唐突に終わりを告げる。
「何回抱いたらマキちゃんはオレの『彼女面』してくれんの?」
追っているのか、追われているのか、不器用な二人の恋愛模様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-09 08:17:04
34775文字
会話率:47%