週末の夜。中学の同級生がやっている居酒屋へ行くと、そこには1枚の絵が飾られてあった。俺の初恋、そしてファーストキスの相手だった、仁美が描いたものだ。
出張していた俺は、あいつが静岡に帰っていたのをまったく知らなかったのだ。
自分の
中で忘れさっていた思い出、封印されていた記憶が、懐かしい歌と共に、少しづつ蘇ってきた・・・
俺も、あいつも生きるのがへたくそなんだ。もがけばもがくほど空回りして・・。
だから会いたい。
昔デートした図書館で会いたい。あの頃のように・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-06 11:22:32
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会話率:40%