ラクラン・ハワードはイギリスの貴族の家系で、両親は生まれる前からの許嫁同士。
運命の相手を信じる両親に、現実的なラクランはそんなものはないと思うのだけれど。
庭に迷い込んできた3歳の理人(りひと)は明らかに虐待を受けている様子で、4歳
のエルドレッドという弟もいるラクランは理人を放っておけない気分になってしまう。
ラクラン、13歳。理人を保護するために、彼が自分の運命の相手だと、両親に嘘をつく。
いつかは大人になって、理人は自分の選んだ相手と家を出て行く。
その日までの偽りの婚約をラクランは理人と結んだ。
エルドレッド編「僕が抱かれるはずがない!」(https://novel18.syosetu.com/n3671fj/)
『運命の恋』シリーズ番外編(https://novel18.syosetu.com/n0209fk/)
※「抱いて欲しいと言えなくて」(https://novel18.syosetu.com/n9140fg/)の子世代の話で、「愛してるは言えない台詞」( https://novel18.syosetu.com/n4158fh/)と関連があります。(どちらも読んでいなくても楽しめます)
※男性妊娠ができる世界です。
※ショタ(最終的には育つ)×ガチムチオネェです。
※受けが襲われる描写(キスまで)があります。苦手な方は回避してください。
pixiv、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 07:00:00
72959文字
会話率:51%