毎話、だいたい何か食べてます
<短編連作・エピ完結>「食飯未呀? 里中さん、どうしたんです、元気出して」「李さん、一応有難いが、あんたみたいなオッサンに励まされてもな」
泣く子も黙る砧興業の代貸《No.2》里中は「寄る年波」か夜の元気がサ
ッパリ。
組の大叔父御の厚意で呼ばれた「超一級品のオンナ」にも、「息子さん」はウンともスンとも、まるでダメ。
落ち込む里中は、その夜に食事をした高級中華レストラン支配人の李とバッタリ出会う。
李は「里中の『悩み』を解決する」と請け合うが……
「高級粤菜酒家《広東料理レストラン》の雇われ支配人」李と「任侠団体のちょっとしなびた代貸」里中の奇妙な友好関係(里中がボヤキ、李が料理するようなユルい話)
連載表示中ですが、エピソードごとに完結の短編連作
『僕と澁澤のこと』番外編
本編未読でも、分かるように書くつもりです
成人向けの性的描写・シチュエーションが頻出しますが、BL/MLエロについては、よろしかったら「僕澁」本編もご覧くださいませ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 12:00:00
76891文字
会話率:22%
【完結しました】「俺たちだけが知る、その場所で――」
四十がらみの疲れた男(ミドルクラス)と、かつて一度だけ行きすぎた謎の男(上流階級)
おっさんとおっさんの、なにかのはじまり。
時が止まったような片田舎の故郷の街へと、何年ぶりかで車を
走らせる。
その理由は、施設に預けていた父親の死。
寂しさを飲み込んで、日々に擦り切れるように生きる男たちが、イングランドのどこかで、たった一度すれ違い、そしてまた巡り合う。荒野のオッサンラブ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 08:58:43
25405文字
会話率:4%