会社員の佐々木小春は20代なかばを過ぎても恋愛経験がまったくなかった。
上司高槻に押し付けられる仕事で忙しい日々の中、自分が田舎令嬢ラウラとなって実弟エドウィンから、熱烈な愛情を受けるという夢を最近何度か見ていた。その夢は日を追うごとに色
濃くなり、小春は誰かに愛される喜びを知る。
しかし、実はその夢を見ているのは小春だけではなく、周囲の人間の意識も入っていた夢だった。
次第に話は進んでいく中、実弟のエドウィン、国の英雄であるレンブラント、国王太子のルイスがラウラに愛を囁く。
小春は夢の中でも、そして現実でも3人の寵愛を受けることとなる。
個々エンド分裂までが、すべて繋がった話となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 08:32:55
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会話率:43%