『Ω』の癖に、三白眼で目付きが悪くて177cmも身長があって、誰からも避けられるか、喧嘩を売られ絡まれる…そんな俺に優しくしてくれた『生徒会長』に憧れている俺の前に「お前は俺の『運命の番』だ」と言って付き纏うヤツが現れた。
「俺はお前の『
番』なんかじゃねぇよ!!」
そう言ってるのに『御剣』は「早く俺に屈服するお前を見たい」なんて言って嗜虐的な瞳を輝かせて来る。
───絶対、お前になんか屈したりしねぇよ!!!
……そう、誓っていたのに。
結局俺はこの『俺様α』に捕まって、仕舞いには『番』になってデロデロにされてしまった…。
『番う』ってなんて恐ろしくて、愛おしい事なんだ───
***
殺伐とした二人が、番ってお互いにデロデロになる話です。
全3話と番外編1話。
◆『α』が粗暴なタイプなので、ちょっと暴力的な攻め様は勘弁だわ…な方は回避をお願いします。
◆こう言った攻めの相手には『丈夫で頑丈』なタイプの受けを充てがうので、そんなに悲愴感は無い…とは思います。
◆痛い表現は『ちょろっと』だけです。…そのつもりです。
◆番外編(主人公達の子供の話)で、うなじの『血』の表現アリ。
◆♡喘ぎあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 22:00:00
26617文字
会話率:40%