「三獄協約世界」
それは、現実的な言葉を使えば死後の世界であった。
あらゆる異形が闊歩し、魔術科学が大手を振って走り回る世界。
その世の、現世日本国に当たる「皇陽日本帝国」は世界でも有数の魔術大国であった。それゆえ、少し離れたところにあ
る新興国家「アジア社会主義共和国連合」や「アメリカ南部連合」、長きにわたりユーラシアの大地を支配してきた「ソビエト社会主義共和国連邦」などといった国家とは軋轢が絶えず、双方を仮想敵国とみなしていた。
これは「帝国」に生まれた3人の愚物が、祖国防衛のための戦争として、戦争を重ね、最終的にはソ連等の社会主義国を滅ぼす物語である。
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どうも!、タチカ・ヴァルコフです!。
元作である『ハイスペック我が帝国』があまりにも中身がなかったので、いっそのこと、主人公である青瀬が出生する前の、すなわち大皇陽帝国について描いていこうとなりました!
それではよろしくお願いします!
原題「閻魔のカウンセラー」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-24 17:49:18
9080文字
会話率:35%
南の島の軍事基地。銃剣をかつぐ狼の獣人、美しい灰色の毛並みの山城甲雪は軍人として海から這い上がって来る害獣から人類を守る戦いに身を投じていた。だが十年来の戦友である大きな黒褐色の獅子や、部下たちと送る明るくも危険な日々は、ある金色の獅子との
海の上での出会いをきっかけに大きく変わってゆく。
戦う者、その影で壊れゆく者。人類が生き延びるための悪と正義。
甲雪がその身に抱える事となる選択と未来のお話。
途中、視点や主人公が代わりますが全体としては真面目な軍人狼が総受主人公となります。
※鬱要素、胸糞展開を含みます。
※戦闘、流血、グロテスクな表現があります。
※登場人物が死にます。
※バッドエンドではありませんが幸福だけの結末は恐らくありません。
※種族特性による男性の妊娠、出産の表現があります。
※カップリングが入り乱れます。リバは無いと思います。
※凌辱表現があるかもしれません。異種姦があるかもしれません。
苦手な方は閲覧回避をお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-16 21:03:09
117831文字
会話率:48%