山奥にあるとあるエスカレーター式の男子学園に、ある少年が転校してきた。彼が転校してきたことにより、学園が荒れはじめてしまった。その最たるが、学園の運営に深く関わる委員会。生徒会役員や風紀委員が校務を放棄しだし、学園の運営に支障が出始めてしま
ったのだ。
しかし、たった一人。学園の生徒会長である櫻庭笙(さくらば しょう) だけは、生徒会役員としての義務を果たし、校務を続けていた。
だが、そんな彼に悪意の手が向けられる。
──あの日、彼は、消えてしまった。
それから十数年後。あの日あの場にいた者達の前に、彼は突然現れた。変わり果てたのに、変わっていない姿で──……。
※この作品は、未完のままで執筆が止まっております。完結するかは未定ですので、それでも良いという方だけお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 13:50:38
16287文字
会話率:22%