ねむれる姫神のスピンオフです。
五堂先生は孤独な三十九歳、お独り身様系男子(中年)。
今日も猫の鳴きまねをしながら床を転がり回り、孤独な奇行に耽る日々……。
そんな全てをこじらせた五堂先生に、ある日、飼い主であるヒメガミの王、総一郎様か
ら縁談が舞い込んだのです。
そのお相手は、なんと元魔王の寄坐(よりまし)である、絶世の美女……。
☆☆☆
本編完結しました。後日談に関しては最終話をご覧ください~!
☆☆☆
※自分のHPにも掲載しています。
※主人公が腐女子です。精神的なBL表現があります。もはやBLがどうこうと言う次元ではなく主人公が変態ですので、真面目な方はバックされる事をお勧めします……。
※2013/10/13 モノローグを『』から()に変え、一部改稿しました。
多少読みやすくなっていれば良いのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-16 18:17:58
159987文字
会話率:33%
第一部:地味OLのひな子の前に現れ、自分を選んでほしいという美しい兄弟。兄は大富豪の澤菱家の宗主、弟は日本トップクラスの企業に勤めるエリートサラリーマン。なぜこんな『雲の上』の世界の男たちに、ひな子は激しく求愛されるようになったのだろう。翻
弄される彼女の目に映るのは……幽霊?!いったい、ひな子の身に何が起きたのだろうか。ひな子に愛を乞いながら総一郎は言う。「自分は皆の幸運のため、生贄になる定めにある」と……。
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第二部:愛する夫との間に娘を授かり、幸せの絶頂のひな子。その陰で強大な力を持つ『魔王』に憑依され、苦しみながら自我を失っていく女性、聡子の存在があった……。名門・澤菱家に掛けられた「呪い」の施し主である魔王の悪意が、今彼らに牙をむこうとしている。そんな中、澤菱の宗主である総一郎の『猟犬の長』、巫女の異能を持つ纐纈優里の身にも、危機が迫っていた。
小説家になろうにも別名義で掲載しておりますが、一部の描写を削除してあり、かつ現在は検索除外(非公開)に設定しております。
作者は同一人物です。
※HPでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-21 18:43:02
1166687文字
会話率:36%