前世の私は日本の有力な財閥の娘で、立派な悪役令嬢だった。
他人を貶める事は一通りやったかしら。
人殺し以外なら、色々なものが私を守ってくれていたし、何でもできたわ。
邪魔をするあの子をやっと引き摺り下ろしたというのに、一緒に事故に遭うなんて
不運ね。
あの子も随分あざとい事ばかりやって来たから、揃って罰を受けたのかも。
あの私は死に、私はたった今、お話の世界の中で目覚めた。
そう、流行りの悪役令嬢に転生する物語の中で。
でも、高校生がゲームの悪役令嬢に転生する物語に、更に悪役令嬢が転生って、相当にクドくなりはしないだろうか。
おはなしの筋は変わりませんが改稿致しました。
字数を増やして再掲載しております。
全9話完結済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 18:57:46
42257文字
会話率:22%
前世で庭師をしていたロゼが異世界転生した先は、花の都の没落した旧名家。借財まみれの家を救うため、宮廷庭師の募集会場へと向かったはずのロゼが誤って足を踏み入れたのは、なんと国王陛下の『夜の教育係』の選考会場。慌てて逃げようとしたロゼは、何故か
国王に指名されてしまって……⁈
冷酷無慈悲な氷の王。冷ややかな言動とは裏腹に、熱く自分を求める若き国王の真実を知ったとき、ロゼは……?
【いろいろこじらせた若き国王と、気の強い行き遅れ令嬢の、なかなかデレない異世界恋話】
【2017.6.27.株式会社パラダイム ディアノベルスさまより書籍化させて頂きました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 12:00:00
160654文字
会話率:40%
塔の最上階の小さな部屋に閉じこめられていたベリンダ王女の元に、ひとりの男がやってきた。彼はアスケイル国の『血塗れ賢王』と名高いギルディス。イシュラルドを滅ぼし王家の血を絶やそうとしたのだが、気まぐれでベリンダの命を助ける。「お前の事が気に入
った。アスケイルに来て俺のものになれ」「謹んでお断り申し上げます!」筋肉系国王と、早く島流しにされるか修道院に送られたい前世の記憶のある王女の、らぶえっちなロマンスです。『塔から降りた姫君』を改稿しました。■2017/02/01 一迅社メリッサ様より書籍化されました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 13:31:32
201903文字
会話率:50%