とある町にある、「平田」と書かれた表札がある一軒のお家。
そこには、両親と兄弟二人の四人家族で住んでいました。
弟の名は「潤」
成績も普通で特に秀でた所もなければ劣っている所もない。ごくごく普通の男子高校生でした。ちょっと嫉妬深いところは
ありますが、幼馴染であり彼女でもある「愛華」と良好な関係を築いていました。兄との関係も悪くなく、子供の頃には愛華と三人で遊んだみたいです。
兄の名は「清隆」
高校を卒業するも成績不振で大学に行けず、毎日怠惰な生活を送っていました。両親からは「働きなさい」と、耳にタコが出来る程に聞かされていますが、あまり気にしてはいません。好きなものは無く、根暗な性格が災いしてか、彼女も生まれてこの方出来たこともありません。弟、幼馴染と三人で遊んでいた過去を懐かしみながらも、同じような毎日に嫌気がさしてきているようでした。
そんな幼馴染も、毎日のように平田家に訪問し、潤と一緒に過ごす日々を繰り返していました。
毎日が楽しい雰囲気を味わっていた弟と幼馴染の裏で、兄が暗躍している事に気付くことは出来ませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 00:00:00
169187文字
会話率:44%
異世界転生したら猫になっていましたが、色々あって人間に戻れたっぽいです。大好きな王子様の前で、全裸で、耳と尻尾付きで、発情した状態で。
以前、個人サイトに掲載していた短編(全年齢)を大幅に加筆修正しています。最早原型は留めていないかもしれ
ない。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 20:00:00
9727文字
会話率:29%