嵯峨宮和彦(さがのみやかずひこ)は正義の味方にやられっぱなしの悪の組織の中間管理職(そしてゲイ)。そんなリーマン哀愁漂う中間管理職が恋していたのは、AVに出ていたモデルの由貴(よしたか)くんだった。転職したいと組織を抜け出した先で偶然由貴く
んに出会った和彦は、彼と食事をすることになる。しかし、由貴くんには何か秘密があるようで――…。
『オレは悪の秘密組織の中間管理職なんてやめるぞ司馬(しば)!』
『そんで年下のAVモデルのヒモになるってどっちが情けないんですか…』
『悪徳の名のもとに』へのアンサー小説として書いた、思い切り馬鹿で笑えるエロ話を書きたくなって勢いで書いた一品・第二弾…のはずが、意外とシリアスな展開になりました。ヘタレ攻×強気受は前作と同じですが伏兵がいます。笑えてちょっとシリアスな話が読みたい方へ。
この作品は自サイト「anti_beauty(http://antibeauty.koiwazurai.com/)」からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 17:32:04
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会話率:53%