くノ一の少女・牡丹は、町に流れる女性が消えているという不穏な噂を聞きつけ、とある大商人の館に侵入して調査任務を行う。噂通り女性は誘拐されており、しかしそれは非道な目的ー誘拐した女性を性奴隷にするーのためだった。ならばと、牡丹は覚悟を決め、館
内に奴隷として使える女性のふりをして、自ら商人と面会をする。しかし商人は不敵な笑みを浮かべながらこう言い放つ。「わしが雌に服を着せるはずがなかろう」と…。脱衣させられた牡丹は自分の素性がすぐにあからさまになったことを知らず、今にでも商人の暗殺を、と身を奮い立たせていた牡丹は、自分が商人の術中にはまっていることを知らぬまま、「遊戯のための部屋」と称された、ある仕掛けが施された大部屋へと入れられる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 20:35:42
5431文字
会話率:52%
『神器(しんき)とは人間の感情で起動する巨大ロボットである!!』
人類が自ら引き起こした神器大戦により、文明を手放してから千年。種として人を存続させる道を選んだ人類だったが、復興と共に人の業はまた鎌首をもたげる。
旧ユーラシア大陸の外れ、
魅ノ国の片田舎に住む純朴な青年カイムは自分の村に向かう討伐隊を発見し、急を知らせるため村に急ぐが、皇帝の次女であるじゃじゃ馬姫、嘉手納に追い付かれてしまう。
寸での所でカイムは光に包まれ、土着神として敬われている巨石、『丸々』の中に嘉手納もろとも転送された。
丸々は前時代が生み出した巨大兵器、神器だったのである。
そして丸々を動かす為のエネルギーとは……え? Hィ!?
萌えて燃えるオリジナル巨大(エ)ロボットストーリー開幕!!
※隔日更新致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-05 00:00:00
80201文字
会話率:42%