クラスの女子から嫌われている高校生・嵐山竹虎はオープンオタクであり人目もはばからず将来は最高のエロゲーを作りたいと公言している。
そんな竹虎はある日、オタク友達が「ただのクソゲー」とばっさり切り捨てた同人ゲーム『ぬるぬるサキュバス学園』を
「イラストもいい。音楽もいい。笑いあり涙ありの良質な抜きゲーだ」と豪語する。
そのゲームを制作したのが――学年で一番可愛いと評判のギャル三人衆・由羽、梨々花、奈央だということを知らずに。
無自覚なまま彼女たちの好感度を上げ目を付けられてしまったた竹虎はちょくちょく声をかけられるようになり、気が付けば一人暮らしというオタ活に最も適した環境を、由羽、梨々花、奈央の三人に奪われてしまう。
エロゲーをプレイすることもできず、また制作の勉強もできずに鬱屈とした日々を送る竹虎は、とうとう我慢の限界を迎え、家に居座るギャルたちを追い出そうとするも……
三人が有名サークルの神クリエイター陣であることを知り――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 20:38:01
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