会社の忘年会で少々飲みすぎた私、秀野由実は、上司の和気さんとホテルで一夜を明かした。うん、明かしたことは明かした、確かに。……あれ?
てなわけで、なかなか恋愛パートが始まらず、まるで飲み友のような付き合いにモヤモヤ……。その一方で、和気さん
には私の特殊なツボにドンピシャはまる、ある稀有な魅力が備わっていた。
(生きにくさを抱えた女性たちへの、ちょっぴりほろ苦いハートウォーミングな応援歌。平成最後の年越しに捧げます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 07:00:00
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