樹海と呼ばれる魔物達が跳梁跋扈する死の森。人間達は「食わせていけない」と見做した年寄りや子供・赤ん坊を森へ捨てる。『神々の慰問』と呼ばれ正当化される切り捨て…。…赤ん坊の頃に森に捨てられた私は獣人のアウィス・ヘルメティスに育てられ、彼を師と
仰ぎ、薬草学・錬金術を学びながら共に森に住んでいた。魔物の脅威に晒されながらも「ヒト」という生き物について、その醜さを何も知らずに…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 17:13:21
253854文字
会話率:29%
地球世界において【視聴者】という特殊な位置付けで長い時を過ごした私。
地球世界の退会システムの一つである「カルマ精算のための生」と呼ばれる負債完済型人生を生きていた人間との間に起きた「入れ替わり」によって地球世界での身代わり人生を完遂した後
、つつがなく「発狂者量産型無理ゲー」との悪名高い地球世界を退会できた。
各【世界】が新規参入者誘致のために「新規参入者特約」という特別扱いを用意してくれる環境。
各【世界】が「最初の一回だけチート」で、あとは延々モブとして内部で輪廻転生し続ける仕組み。
そうした【世界】の中から私は「スキルを三つインストールできる」という特約契約のある金令世界を選択して参入した…。
内部でどんな人間社会が展開されているのかも知らずに…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 14:51:06
522807文字
会話率:27%