ユメシリーズ第3部後編。『身を知る雨』自分の身の程をする雨の意、涙のこと(「かずかずに思い思わず問ひがたみ身を知る雨は降りぞまされる(古今集恋)」)自堕落な生活を送るハルキの目の前に現れた少年トモトシ。大粒の雨が激しく降る公園、滑り台の下、
ほんの僅かな空間で身を寄せる二人。そんな二人の間に、雨は奇妙な縁がもたらした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-12-27 11:56:27
4080文字
会話率:23%
「欲望の檻」シリーズ四作目。戦禍の最中、偵察隊は敵軍の兵士を捕らえて陣地に連れ帰った。その捕虜のひとりを見たルーミスの眼が凍りつく。かつての親友であり、また恋人でもあった男が、目の前にいる。動揺するルーミス、そしてライドとオラン。
最終更新:2006-07-06 01:35:17
16442文字
会話率:42%