いつも彼のセックスは後ろから。顔を見られずキスもされず最初から最後まで激しくばちばち突く動きを継続。自然と声なんか出ないし乳首はすこしは立つけれどしたは全く。濡れないあたしのそこにいつも彼は挿入前に粘度の高いローションを垂らし、避妊具を装
着せず膣内に射精する。自己防衛のためピルを服用。では何故こんなことをしているかというと。
『すっごく、気持ちいいの! 意識が飛びそうになって、ひゃーって落っこちていくような、まるでジェットコースターよ!』
特にその夜が酷かった。あるもの二本を持ち込んで酒の弱いあたしに一部意識を失わせる暴挙に出た男のせいであたしは浴槽にてふんわりソーキングウェットな布団を抱え込んで撃沈。
翌朝。ふらつくからだを押して最低限の身支度を整えいつもより一時間早い電車に飛び乗り。車内での主導権争いはいつも余裕で応じられるあたしだが、前後を男に挟まれ、見上げても暇な吊り革が見つからず、車体が揺れるたびヒールをかつかつ鳴らしこみあげる吐き気と戦う羽目になる。挙句。目的地直前、電車を乗り換えるひとの波に流され、ホームにてすっ転ぶ。どんなオチかと。やれやれ千代田線に駆け込む人々に非はない。気持ちは分かる。一息吐き、力の入らないからだでどうにか立ち上がろうとすると――
す、と目の前に差し出される白くて大きな手のひら。
『大丈夫?』
あたしの鼓膜を、甘ったるい男の響きが貫いた。
■本文は三人称小説です。
■女性に対する乱暴、暴力、犯罪行為を含みます。
性に傷を持つ女性の方は特にご注意ください。一話目でご判断ください。
■性描写を含む話には『*』マークを、乱暴・暴力描写には『※』マークをつけています。
■後日談を追加した【最終形態】があります。ご興味のあるかたは下記リンクよりご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-13 00:00:00
57597文字
会話率:23%
勇者が産まれるより遥か昔、精霊族が世界の主導権を握っていた。
しかし、エルフが生まれたことにより、その生存は許されなくなってしまったのだった・・・
最終更新:2015-10-18 02:01:27
33680文字
会話率:53%
Sの彼女の言うがままの自分。
でも、彼女が浮気していたら許せないという気持ちくらい持っている。
そんな彼が彼女にするお仕置きとは…
【いつもの作品とは雰囲気が違うと思います。 女性が主導権を握っている関係の内容です】
※二年程前の「どSな
妻(彼女)にお仕置き企画」参加作品です。
※主催者様のサイトでUPしていただいた作品の転載です。(非公開の自ブログでもUPしております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-16 00:00:00
13199文字
会話率:37%
運び屋をしている二人の話。
ある日、レインが自宅に帰ると中から男の喘ぎ声が聞こえてきた。男を犯しているのは自分の相棒のシャインだった……絶対に主導権を譲らないはずのシャインが、突然レインに『お前になら抱かれてもいい』と言ってきて……。
最終更新:2014-07-19 23:08:34
6116文字
会話率:41%
幽体離脱出来るようになった春斗は、お盆休みを利用して帰省する兄夫婦を心待ちにしていた。彼は、兄(茂)の妻、由香利を窃視しようと企んでいたのだ。しかし、由香利には霊感があり、春斗の幽体が見えてしまう。諦め切れない彼は――。
欲望が増幅する
彼は、由香利に乗り移り、女性の快感を体験しようと考え始める。肉体の主導権が由香利から春斗に移行した瞬間、彼は由香利の顔で驚き、ニヤリと笑うのだ。
この作品は自サイトでも掲載しております。
http://tira.livedoor.biz/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-22 19:06:51
41891文字
会話率:51%
騎乗位、女性優位、痴女etc‥‥。女性が主導権を握るシーンの短編集みたいなものです。
最終更新:2012-01-12 22:01:30
20888文字
会話率:44%