大倉もえ、22歳喪女。小説にありがちな磨けば光る隠れ喪女でもなければ、自分の魅力に鈍感なだけのエセ喪女でもない。容姿も良くなければ気だても良くない。そんな彼女は家の窓辺で良い年して、白馬に跨った王子様ならぬ、白馬の姿の王子様が自分を見初め迎
えにくるという妄想をするのが日課だった。物思いにふける彼女を見初めた異星人がいるとも知らずに。
SFという名のスペースファンタジーな異種間恋愛もの。同意なしの行為もあるので注意してください。残酷タグは念のための保険です。見切り発車ですがよろしければお付き合いくださいϵ( 'Θ' )϶自サイトにて似たようなタイトルで似たようなモチーフの文章を書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-20 00:26:40
9763文字
会話率:13%
海沿いの町にすんでいる柊みさきはある日趣味の徘徊中に白い馬に出会った。
海に浮かぶその馬に乗せられて連れて行かれたのは異世界だった!?
まだまだR要素ありません。
この先ある予定です・・・
最終更新:2012-10-18 01:47:14
81457文字
会話率:45%
二〇〇〇年一月。早瀬修一は仲間とともに「白馬八方尾根スキー場」で楽しい二日間を過ごし帰京した。
しかしその日を境に、仲間を巻き込んだ不可解な殺人事件が続発する。
修一の親友である古賀真の父親が撲殺され、更にその翌日、今度は真が溺死体で発見
されたのだ。
親友の真が殺されたことで、修一と後輩の亮太は事件の真相を追い始める。
数日後、真の葬儀のために帰省した博多で、修一は仲間の一人「和香子」の意外な秘密を知ることになる。昔和香子の恋人だった修一は、彼女のあまりにも悲惨な過去に翻弄されていく。
しばらくすると、真の父親殺しの犯人が判明した。その犯人は、なんと息子の真だったのだ。それによって事件の真相は更に混迷を深める。
ところがある日、亮太が真の死の謎を解くために仮説を立て、それを立証してみせたのだ。それは、和香子が犯人の一人だという仮説だった。
しかしその説を認めようとしない修一に、更なる事件が追い打ちをかける。和香子の上司である大成が惨殺されたのだ。
解明されない二つの事件の陰に見え隠れする和香子。修一は絶望の中で自分に問いかけた。「やはり和香子が犯人なのか・・・・・・」
真の無念を晴らすために、ただひたすら和香子の過去を探り続ける修一の前で、しだいに明かされていく、真と和香子の繋がり。
博多の町で別々に育てられた真と和香子。実は二人は兄妹だったのだ。
祖父が隠し続けた二人の出生の秘密とは・・・・・・。
くすぶり続ける和香子への思いに揺れながら、修一はついに事件の真相を暴き出したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-31 19:58:00
43158文字
会話率:41%