家族が何者か殺害されてからちょうど二年の月日が経った今日――――七月二十一日、夏休みの前日というのに上条 奏(かみじょう かなで)はどこか憂鬱だった。
住んでいるアパートに帰ってみると、扉の前には封筒と花が一輪置いてあった。なんだか嫌な
予感がしながらも開けた封筒には、一通の手紙が入れられていた。その手紙の内容は夏の終わりまでにこの手紙の差出人もとい――――二年前の事件の犯人を見つけなければまた大切な人を失ってしまう、という何とも理不尽なものであった。
一体誰が家族を殺したのか……。手紙に添えられた花の意味とは……?
その日を境に奏と奏に関わる彼らは、理不尽なゲームに巻き込まれていくことになるのだった。
『――――――Are you ready? 』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 05:13:30
26206文字
会話率:47%
秋の初めに、一花は夫と安定した家庭を失った。
第2の人生をスタートさせるきっかけをくれたのは、優しくて格好よくて高収入の男・零士だった。
年甲斐もなくラブラブカップルに磨きをかける一花と零士だが、一花はふとした時に零士の不思議な一面を感じと
っていた。
零士の支えになりたいと思い、一花は零士の秘められた心の闇に向き合おうと奮闘する。
『蜜蜂男と向日葵女』『花の魅力は蜜次第』の続編になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-12 14:00:00
30501文字
会話率:34%
戸沢一花は夫の浮気により自暴自棄になっていた。
誰にも見向きもされないと思っていた、31才になったばかりの夏の終わり。
極上に甘い男・零士に出会ってしまった。
零士はまっすぐに一花を求めてくる。
浮気相手に夢中の夫を目の当たりにしながら、零
士への気持ちは日毎に膨れ上がる。
30代男女のちょっと普通じゃない大人のラブストーリー。
短編小説『蜜蜂男と向日葵女』がプロローグになっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-02 16:00:00
28655文字
会話率:30%
その男は私を綺麗だと言った。
今にも枯れそうな三十路を過ぎた人生に絶望している女・イチカ。
そんなイチカに真っ直ぐに向かってきて甘い時間を提供してくれる男・レイジ。
レイジの優しい言葉に、巧みな愛撫に、イチカは徐々に女としての喜びを取り戻す
。
ある意味神がかり的な出会いの物語。
夏の終わりの30代の大人の恋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-24 05:00:00
8937文字
会話率:32%
夜中に起き出すさちこの本性は。
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最終更新:2013-11-19 23:10:39
984文字
会話率:0%
いつもと同じ退屈な毎日。だけど、ちょっとした親切のお陰で僕の日常は急に変わった。他人には親切にしておくものだ。ずっと好きだったクラスメイトと急に現れた向日葵のように明るい女の子の間で優柔不断にウロウロする僕・・・僕はいったいどうしたら良いの
か!?《2012-5-7 おかげさまで完結しました。どうもありがとうございました》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-07 00:00:00
107481文字
会話率:46%