アリヤは空を見上げた。
今日もいつもと変わらない灰色の空。
じんわりと頬をなでる風は生温く、干している洗濯物をやさしく揺らす。
南の砂漠の片隅にあるこの小さなオアシスから見える風景は果てしない。
延々と続く砂地の先の先、はるかずっと遠い先か
ら真っ黒い雨雲がゴロゴロと小さな雷鳴を轟かせつつこちらに向かってきていた。
【注意】以前連載で掲載していたものを新たに書き直した作品です。
流れは大体同じですが変更点も多々ありますので、ネタバレはご内密に…。
【注意2】この作品内には残虐な行為・発言、女性軽視や暴力、強姦、言語障害に対する侮蔑的発言など、とにかくたくさん無秩序に地雷ワードが組み込まれています。小説の出来事と捉えることが出来ない方は閲覧禁止でお願いいたします。
全ては物語の中での出来事ですので、現実と混同させたり自らを投影した結果心が傷ついた、などはお止めください。
また性的描写や残酷な描写なども章ごとに細かく注意喚起は致しませんのであらかじめご了承ください。
【注意3】趣味の範囲でのんびり更新となっております。
文章が稚拙なのは重々承知しておりますので、どうぞ温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
誤字・脱字のご報告もお待ちしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-10 15:54:23
13788文字
会話率:13%
子供のころに一度は憧れたことのあるヒーロー。
男の子であるなら、いや女の子であっても!
誰しも心の中に憧れたヒーローの一人二人いるのではないだろうか。
これはヒーロー大好き歴十七年の男子高校生のお話。
波乱万丈で、古き良き、そして新しい
挑戦を盛り込んだヒーロー神話。
お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-18 02:37:43
78243文字
会話率:56%
雷鳴と共に甦る記憶。
それは中学最後の夏を迎えた年。
どう足掻いても叶わない年上の従兄と、彼の婚約者に翻弄された日々。
苦々しい思いであるが、今本当に愛する人を抱く己には、どこか懐かしく切なささえ覚えていた。
従兄弟の婚約者に劣情する少年
の視点で書いた短編。主人公の少年視点。
キーワード:初体験、年上の女性。シリアス。
初稿:2006/12/20
かつて「Temptation」という自管理サイトに掲載していたものを転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-23 15:47:57
28415文字
会話率:27%