二年ほど前に最愛の恋人亡くした刀麻は、外科医としてアラブ首長国連邦の都市ドバイの病院で働いている。目が回るような忙しさの中、旧友から届いたメール便には彼らの結婚式の立体映像が添えられていた。
亡くした恋人の面影を僅かに残す新婦の笑顔が、
刀麻を感傷的な気持ちにさせる。
懐かしい思いと切ない思いを抱いてその夜も眠りに付いた彼が翌朝目覚めた場所は、サハラ砂漠のオアシスだった。
「髪を切る日」「珈琲と紅茶の日」「わがまま侯爵様のお気に入り。」のシリーズ。近未来のお話。医師として活躍する刀麻の、その後のお話です。
内容が大人向け、となりますので、年齢制限を。
どうぞお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-12 01:44:33
70861文字
会話率:43%
S女の調教の続編のようなものを書いてみようと思います。
部下の篠原明夫の結婚式に出席した山岡竜司は、新婦の美優が愛くるしい童顔ながら肉感的な身体をしているのを見て邪な気持ちを抱いた。
山岡は部長の立場を利用して新婚三カ月の明夫をマカオ
の支社に欠員が出たことを理由に急遽単身で赴任させる。
明夫の妻、美優を内密な話と称して呼び出した山岡は、今回の赴任は実は明夫のミスに対する懲罰である、と嘘を吹き込む。
そのミスとは大事なクライアントへのプレゼンをすっぽかし同席していた社長の逆鱗に触れてしまった、というものだった。
山岡は明夫が以前から営業の外回りの途中で自宅に立ち寄り、美優と密会していることを知っており、それが原因であるかのようにほのめかし、美優に罪悪感をうえつけた。
さらに山岡自身もそれにより減給されたと美優を追いつめた。
会社の裏で行われてきた慣例として、ミスをした夫を妻が身体を上司にさしだすことで切り抜けたと騙し、もし美優が山岡に一晩だけ肉体を捧げるなら社長にとりもってもいいと告げる。
その場では断わった美優に山岡は謝罪しながらも、夫の明夫には今回の赴任が懲罰であることは絶対口外しないよう口止めする。
一度は山岡の申し出を断った美優だが、夫が更に劣悪な環境に立たされていくことを知って山岡に承諾の連絡をいれる。
ホテルに連れ込まれた美優は夫の拙い絡みとは比べ物にならない山岡の手管に、新婚三カ月ですっかり肉欲に芽生えた身体を、心の拒否と反比例に、とことん燃え上がらせてしまう。
一方、山岡は明夫のもとにSMパートナーである、山峰沙耶を送り込む。
沙耶は山岡にサディスティックな調教を強いられているが、実は自身もS女であった。
沙耶は、久しぶりに山岡の監視がないマカオで明夫を存分に楽しむ。
山岡の淫靡なテクニックに強い性欲を引き出され、肉欲にさいなまれる美優に再び山岡から呼び出しがかかる。
心では夫に貞操を誓う美優に山岡の本格的な調教がはじまる……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-03 18:55:59
89062文字
会話率:57%
男は能力を所持し女は持たない人間の中で一人の少女ユエルは特殊な能力を持っていた。そのせいで家族に拒まれるユエルを引き取ったのは教会の神父。教会は森との境界線からやってくるバケモノと対峙していた。
だがその神父にもバケモノと呼ばれ蔑まれ・・バ
ケモノと関わればお前もほんとうにバケモノになると脅される。差別嫌いなユエルは次第にバケモノを嫌悪し恐怖の対象としてしまう。そんなある日、チャラい神父に褒美と言われ陵辱を試みられた。そのときバケモノの襲って来る森の奥に召喚された。そこには亜人と呼ばれる様々な獣族がいて・・中でも狼族の異端中の異端、バケモノと呼ばれる青年スィエルの花嫁に迎え入れられてしまい・・
それから腹黒神父だったり嫉妬狼だったり野心旺盛な妖狐だったりといろんな種族に襲われ翻弄される少女の恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 23:24:32
69167文字
会話率:22%
蜘蛛の妖魔を先祖に持つ澄田桃華。彼女は恨みによって鬼になった男を封印している岩を、先祖代々見守ってきた一族。彼女はその一族で最後の子孫であった。本当に鬼は、人を害するのであろうか?
※プロローグから、残酷な表現が入っています。注意。
※怨霊
とのバトルとなっており幽霊の表現が沢山入っています。
不定期となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-24 21:37:56
58757文字
会話率:36%