大学生の武藤雄大は、ある日自宅アパートの扉の前で倒れていた子狐を拾う。面倒を見ようと部屋に連れ込むと、翌日見知らぬ子どもがいた。子どもには狐の耳と尻尾が生えており、紫音と名乗る。紫音は、稲荷神に仕えるアヤカシで、力の源ともいえる妖玉をなく
してしまい、それを探していると言う。成り行きから、雄大も一緒に探す羽目になる。
そうするうち、しだいに紫音に惹かれていく。一刻も早く妖玉を見つけ出し、稲荷神の許へ戻ろうとする紫音に雄大は嫉妬し、紫音を怒らせてしまう。仲直りしたものの、うっかり告白してしまい、紫音に拒否される。意気消沈した雄大は、大学に向かう途中、車に轢かれる。後を追いかけてきた紫音が発見し、わずかな力で雄大を助けようとする。そのとき稲荷神が現われ、真実を明かす。実は、雄大が子どものときに二人は出会っており、紫音は雄大に妖玉を預けていた。昔の記憶が戻った二人は気持ちを確かめ合い、結ばれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-08 21:44:22
31042文字
会話率:49%
人間社会の影で、アヤカシに犯される女たち。
一話完結。思いついたら更新します。
最終更新:2014-11-15 00:00:00
31508文字
会話率:18%
冬も近くなったので。昔話をちょっとなぶってみたり。
最終更新:2014-11-11 23:32:11
2383文字
会話率:56%
小さな洞窟に棲む1匹のアヤカシ。彼を狩るべく少年少女一組の退魔師がやってくるが、逆に少女退魔師はアヤカシに捕らえられてしまう。
最終更新:2010-05-21 00:21:21
4032文字
会話率:0%
雪国で起きた吸血鬼騒ぎ。それは人に害をなすアヤカシによるしわざだった。アヤカシを退治するため退魔師のトモエとタカユキは、塒となっている森の中に入っていくが・・・。
最終更新:2010-05-09 20:42:42
6443文字
会話率:11%