歳月 ノクターン・ムーンライト 更新情報検索
ノクターンノベルズ・ムーンライトノベルズの更新情報を検索します。
検索結果:143 件
<一章>
オメガであることを隠して生きてきた健吾。恋心を抱いた相手には婚約者がいて、絶望して自棄になり、発情期を利用して顔も知らないアルファに襲わせたが、番にされてしまっていることに後に気付く。さらに判明した望まない妊娠の末、健吾は全てを忘れてしまう。記憶や心を無くしたり、取り戻したりしつつ、最後はただ一人の愛する人と心を通わせて自分を取り戻す。
<二章>
辛い記憶を亡くしたまま結婚生活を送っていたが、ふとした表紙に記憶が蘇っていく健吾。それを心配するかつての加害者であり、
現在の夫、祐志。子供の反抗期をきっかけに、再び健吾の記憶が巻き戻り、結婚のことも子供のことも忘れてしまう。消え失せてしまったような絆を、重ねた歳月で取り戻して乗り越えていく。
<リクエスト>
読者様からのリクエストにより、真面目な本編に即した話や愛と笑いの日常を描いています。
<三章>
健吾の夫である祐志の前に運命の番が現れる。基本的には祐志視点です。
・オメガバースの設定をお借りしています。
・不定期更新です。
※R18ということを念頭に置いて読んで下さい。
※三章公開のために番外編を整理しました。
番外編の一部を「リセット番外編置き場」(検索除外中)に移動しました。中にリンクがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-02 09:41:16
116331文字
会話率:30%
宇佐美昂(うさみこう)は幼い頃に母が死んでから、父親の関心は自分にない事に気が付いていた。また人と接することが苦手であり、友人もおらず、常に孤独を感じていた。
一方、葛城雄吾(かつらぎゆうご)も幼い頃に両親に捨てられ養護施設で育ち、自分一人の力で生きてきた。
そんな二人は互いの心の隙間を埋めるように、惹かれていく。しかしある事件を境に、二人は別れる事となる。
お互いを忘れられないまま11年の歳月が過ぎたが、宇佐美の働いているタメカ(株)に葛城が上司として就任してきた。
逃げる
宇佐美にそれを執念で追う葛城。そんな物語です。
R-18
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 12:34:18
132346文字
会話率:45%
私はこの塔の小さな部屋と小さな窓からのぞく世界しか知らない。なぜここから出られないのかもわからないまま生まれて二十年の歳月が過ぎたころ、私の生活に大きな変化が起きる。
囚われ物の何番煎じかわからない物ですが、書いてみてしまいました。よろしくお願いいたします。
※あらすじの十七年を二十年に修正いたしました。
思いっきり間違えていてとても恥ずかしい。
※NEW※タグに両性 リバ w妊娠を追加(後出し追加申し訳ない。(別に女っぽくなるとかそう言うのはないのでご安心下さい。
ハッピー
エンドタグ追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 23:00:00
50187文字
会話率:32%
鬼の棲む家の主人公八入と青嗣が結婚式を挙げた後、八入の恩人であるシリウスとカイルとの再会を果たした。
そこで、何故二人が結婚式への招待を断ったのか、シリウスの屋敷での再会は了承したのか。その訳が明らかにされる。9年という歳月がもたらしたものは幸福ばかりではなかった。
再会の喜びの中にあって、八入は青嗣との秘められた関係を告白する決意をする。長い告白話に、シリウスもカイルも心中複雑だったが、その事で何かを言う前に、八入が青嗣の異変に気付き……
この話はPIXIVにも掲載
予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-06 23:21:43
25618文字
会話率:50%
ある夫婦の日常は今日も過ぎていく。
最終更新:2018-01-17 18:00:00
1196文字
会話率:94%
幼い頃に出会った少年に淡い恋心を抱いていた男爵令嬢マリエッタ。ずっと忘れられずにいた少年と8年の歳月を経て再会したのは社交界デビューの日での舞踏会。今や社交界の白薔薇と呼ばれる好青年へと成長を遂げていた彼、アレクシス・ルボル・グラッセは亡き父の跡を継ぎ今や立派な侯爵となっていた。思いがけない再会と彼の親しみ深い態度に仄かな期待を寄せるマリエッタだったが、ある日突然アレクシスから冷たくあしらわれてしまう。突然の彼の豹変ぶりには一体何か原因があるのか!? 王道恋愛ファンタジーです
。 ◆自サイトとの同時公開ですがこちらの方が自サイトよりややR度高です。 ◆指定に関しては、Rの愛撫程度のものには☆、それ以上のものには★を付けます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-15 18:04:03
409313文字
会話率:43%
クレド王国の片田舎、キリエの町の孤児院で育った九歳のミアは療養中の王太子アルバートと出会う。
二人はお互い両想いだったが、一年後アルバートは王宮へと連れ戻されてしまい、離れ離れになってしまう。
それから十年の歳月が過ぎた。ずっとアルバートを心の拠り所のように愛していたミアは、孤児院を出て子爵邸の使用人になるはずだった。だが、罠にかかり目を覚ました場所はブラックマーケットだった。
囚われたミアを助けたのは、十年ぶりに会う初恋の人アルバートだったが、その瞳は以前のアルバートとは全
くの別人のように凍り付いていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 14:38:17
61736文字
会話率:34%
座敷わらしの芙蓉は毎日退屈だった。
そんなある夏、住まいとしている旧家の孫、悠真と出会った。
悠真は心に傷を抱える芙蓉より少し年上の美少年だった。
芙蓉と悠真は、友として充実したひと夏を過ごし、『生涯共にいよう』と再会を誓い合う。
だが、悠真は待てど待てど戻らなかった。
芙蓉は15年の歳月を幼き姿で待ち続け、ついに顔を歪ませて立ち上がる。
(悠真の奴… もし私のこと忘れていたら呪ってやる… 祟ってやる…)
そして、“東京”なるところの東京砂漠に驚愕する芙蓉は、見事に大人になっ
た悠真に忘れられていた…。というか、既に自分は悠真から見えなくなっていたのだ。
でも何故だろう… 悠真の傍はいつだって居心地がよかった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 23:07:25
14708文字
会話率:14%
「只今外伝投稿中です」2300年と言う未来のお話。過去の時代へ一人の少女が現代へと降り立ちました。試験的な長期滞在のテストと適応性の研究の為派遣された彼女は、次第に現地の男性と恋に落ち、やがて愛を誓い合いました。そして時は過ぎ三年の長期滞在が終わり未来へと帰る際に、必ず戻ってくると約束し、再び元の時代へと帰って行きます。しかし元の時代へ戻った彼女を待っていたのは過酷な運命でした。当然過去には戻れず約束を果たせないまま時は過ぎてゆき、既に五年の歳月が流れました。過ぎ去った時間の
中で少女は過去で過ごした頃の笑顔は既に無く、純真な心も固く閉ざし、別人のように変貌を遂げます。それでも彼女は過去の男性が忘れられず、歴史改竄の犯罪を犯してでも過去に戻り、彼に会いに行くのでした。二人の想いは時空を越え、更なる未来へと到達した時、物語は再び動き出す。タイムトラベルものです。続編は別ページになります。時を越える想い専用ツイッターは torajirou0463 こちらにて色々と製作話やネタバレを呟いてます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-06 22:16:06
257421文字
会話率:37%
「でも、高沢さん」
「ん?」
「僕は自分の考え方よりも、高沢さんの考えや、導き出した答えの方を正しいと思っているんです。だから、何をされても平気です」
本心を告げながら、シャツに頬ずりする。
腕を背中に回し、縋りつく。子供みたいだと自分でも思う。
「世界を信用してはいけないと、あれだけ教えただろう」
「判っています」
「判っていないな」
「高沢さんは世界でもなければ、世界の一部でもありません」
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その
昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長編「ラザロ」シリーズ、第10話目。
人さらいだった相手を思い続けた焉了の、愛する相手を待ちわびる心境。
話にショタ要素、及び性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-03 02:35:25
5179文字
会話率:33%
「きみは本当に変わらないね」
ほっとしたような、どこかあたたかな声音で、彼は呟く。
「きみはいつも大人しく、従順で、私のよりよき弟子であり、そして小さな友人でもあった。きみというひとりの個性の中に、実に沢山のきみがいて、沢山のきみは皆、不思議なほどに私を丁重に思っていてくれた」
頭を撫でながら、体を近づける。
そんな彼の仕草に耐えきれなくなって、焉了は口づけをねだる。
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れ
ていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長編「ラザロ」シリーズ、第10話。
攫った相手を思い続ける、焉了の因業めいた恋慕の情。
作中に性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 23:54:05
10196文字
会話率:34%
「僕が進学を決めた理由は、高沢先生に会いたかったから。先生、僕は、どこに住んでいる時でもずっと、先生の居場所を突き止めているような、はた迷惑な子供だったんですよ」
熱烈なファンだとか、むしろ狂信者の類だという自覚はあった。
「思いが強すぎることは判っています。せめて、遠くから見ているだけで満足すれば、迷惑をかけることもなかったのですが」
しかしもう声に出してしまった。
取り返しのつかない行為をしてしまったことで、急速に、居心地の悪さを感じるけれど、だからといって逃
げ出すほどの勇気は、そもそも存在しない。
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第8話目。
恋い焦がれる相手に連れて行かれた、不可思議な謎を孕んだホテルで過ごす貴重な時間。
性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-28 01:30:31
12778文字
会話率:32%
「……創星の調査は、全部正解だ。僕は小学校五年生の時に学校から姿を消した」
「噂の神隠し事件?」
「噂かどうかは知らないよ。僕はもう消えた後で、次にこの世に戻ったのは十二才の時だった。それからは、遠くの場所で学校に通った。やがて今に至る」
西嶋は憮然とした表情のままこめかみに片手の中指を添えた。肘をテーブルにつけ、こめかみを数回指の先で叩く。
「消えていた時間は、どこにいた?」
「忘れたよ」
流れるように呟くと、目の前の男が不快そうに顔を歪めた。
およそ10
年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第7話目。
焉了を取り巻く人物と、それぞれの関係と、過去の事件に肉薄する勘の鋭い友人と。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-23 23:53:36
9303文字
会話率:51%
「高沢さん、僕はあなたにもう一度会いたかった」
自分を拐かした相手は、時間をかけながら、この脆弱な魂を奪っていった。
魂を奪い、それと引き換えに、白い靄を取り去る術を教えてくれたのだ。
「あなたに会うことができて、本当に嬉しかった」
焉了の心はいまだ、古城に置き去りにされたきりだ。
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第6話目
。
焉了に理不尽な憎しみを抱く実弟との邂逅と、実弟による暴力被害と、焉了を救う高沢と。
性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 23:31:08
46956文字
会話率:39%
「あの子あの子って、お前誰だよ。あいつの保護者?」
「まったくの見当外れだ」
「もったいぶってないで言えよ。それとも、もしかして口には出せない関係とか?」
真っ向から問いかける若さが、今は恐ろしい。
眼前の男にとっても、今の質問は極論だったはずだ。もしくは「それ」しか思い浮かばなかったのか。
高沢は表情を硬くした。
どちらにしろ、真実を答えるわけにはいかない。
「あの子と親しいんだったら、直接訊けばいいじゃないか」
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少
年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第5話目。
主人公に恋心を抱く友人が、罪を犯した男に会いに行く瞬間。
ショタ/性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-18 02:56:02
6749文字
会話率:34%
「その高沢先生と焉了の関係は何?」
ストレートに問いかけると、彼は目を逸らした。あからさまに動揺して、手元のタオルを握りしめたりしている。
不穏な空気だ。
それ以上何も言うなと、彼が無言で訴えている。
困った顔までして、俺の前でそんな顔したらどうなるかなんて知りもしないで。
「教えられないような関係なの?」
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第4話目。
焉了を取り巻く人物と、それぞれの関係と、過去の事件に肉薄する勘の鋭い友人と。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-16 01:10:46
5986文字
会話率:42%
彼が生きていることさえ、今この場で知ったくらいで、私には適切なかけるべき言葉が見つからない。
「……済まない。私は、きみに何をすれば」
「何もしなくていいんですよ。高沢さん。僕はとりあえず、こうやって大きくなることができましたし、今年からは大学に通っています。人よりも少し時間はかかりましたが、大きな視点で見ればそれほどの差はないでしょう」
本当に、彼が成長できていて、それは素晴らしいことだと思った。
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔
、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第3話目。
高沢が過去に犯した、焉了にまつわる罪の話。
性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 01:18:55
6954文字
会話率:12%
「焉了」
西嶋はてのひらを背中から頭に沿わせ、慈しむように髪を撫でる。うっとりとした表情で、これまでに見たことのない恍惚とした笑みを浮かべて。
部屋の空気を支配しているのは西嶋だった。焉了は目を動かし、戸惑いながらも逃げ道を探すが、この凍った空気を一変させる方法が見つからない。
「俺はお前が好きなんだ。意味が分かるか? 友情だとか、そんなことで好きだとかいう、そんな恥ずかしい精神は持っていないからな。はぐらかすなよ」
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だっ
た主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第2話目。
友達だと思っていたものが違う感情だった時。三角関係の始まり。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 00:02:49
3346文字
会話率:40%
高沢孝嶽という人は、ある時期、僕にとって人生の全てだった。
もう十年以上も昔の話だ。
「久し振りだね……焉了くん」
低く、しゃがれた声で彼は言った。足の片方が移動して、体をこちらに反転させる。
目を見るには、少し上を向かなければならない。当時は気付かなかったが、背の高い人だったのだ。
「覚えていて下さったんですね」
彼は僕から目を逸らした。とても後ろめたい表情で、くちびるを固く結んで、必死で苦行に耐えている。そんな雰囲気を纏っている。
およそ10年の歳
月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第1話目です。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 00:15:42
4988文字
会話率:20%
大地の女神アデルが愛したこの地、エルライナ国は小国ながらかつては楽園であった。
数百年に一度産まれる"白金の至宝"は、女神アデルの庇護を賜る不思議な力を持ち、容姿は必ずプラチナブロンドに紫の瞳の女である。
力の源は、女神アデルの愛したこの地を民や王族が想い慈しむ心。
時の"白金の至宝"は、その不思議な力でエルライナの地を大国へと導いた。
しかし、大国になるに連れ王族は"白金の至宝"を策謀に利用するようになる。
尊い存
在の"白金の至宝"を鎖で繋ぎ、更なる繁栄を遂げる為、力の施行を強要し、遂に大陸随一の巨大な軍事国家になった。
緑の大半を失い、このエルライナの地を想い慈しむ者が少なくなると、やがて力は失われその美しいプラチナブロンドを漆黒に染め上げた。
自身の異変に恐れを抱いた時の"白金の至宝"は自害。
三百年後、辺境の地で産まれた"白金の至宝"エレナは、愛情深い両親のもと隠され育つ。
しかし、悪戯な運命が彼女を第一王子と引き合わせ、二人は激しい恋に落ちた。
二人の間に新しい命が産まれ、美しいその赤子もまたエレナ同様"白金の至宝"であった。
順風満帆に見えたエレナの日常が終わりを告げたのは、王位継承権を争う第二王子の陰謀。
愛しい夫を殺されたエレナは哀しみに打ちひしがれ、そのプラチナブロンドを漆黒に染め上げた。
怒りに震えるその瞳は緋く凍てつき、忘れ形見の愛しい我が子を腕に抱え『二度とこの力をこの地に使う事はない』と忽然と姿を消したのである。
それから幾多の歳月が流れ、エレナの娘アメリアは十九歳になった。
奇しくも母エレナが恋に落ちた歳に、隠れ住む森の奥地、泉の畔でエルライナ国騎手団長ヴィクトールに出会ったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 16:05:19
14104文字
会話率:12%
17年歳月を経て、小学校のタイムカプセルが開かれた。
その後の同窓会で再開した悟志と亜希菜。
亜希菜は酔っぱらいながら、悟志へ『ある』お願いをするのだった・・・。
最終更新:2017-04-13 11:18:00
15511文字
会話率:28%
2035年、遺産相続の遺言を残した金子順吉が九十五歳で亡くなった。
生前遺言書の委託をされていた会計士の坂上は、遺産相続の手続きに入るが、20年以上前に順吉は有る女性に遺産の一部の譲渡を遺言していた。
20年の歳月は、色々な人に明るさと暗さを与えていた。
相続人糀谷鮎子を捜す坂上、次々と過去の経緯が判明して、現実の相続に進むが?
相続人達の意外な関係が判明して、複雑に成っていく近未来の相続問題。
人の恨み、嫉みが人生を狂わせてしまう、その渦に巻き込まれた鮎子の家族!
幸せから
、不幸の底に落ちても一生懸命生き様とした家族を、奈落の底に突き落とす事件。
殺人事件が次々起って、相続連続殺人の様相に成る。
波乱の展開に、老会計士が事件の謎に迫っていくサスペンス作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-11 09:00:00
79692文字
会話率:19%
「一番夢を見ているのは、僕なんだ。いい年をして、色々なあるわけのない奇蹟を、いまだ真剣に信じている」
気が付くと、佐伯は焉了の椅子の背もたれに身体を斜めに押しつけて、片手で焉了の肩を抱いていた。
「お前が、おれが思っていた以上のロマンティストだってことが判って、安心した。俺たちは楽しくやっていけそうだ」
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラ
ザロ」第13話目。
誘拐という罪の正体に、改めて思いを馳せる時。性描写を含みます。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 02:35:07
20422文字
会話率:45%
少し離れた場所に座っている焉了に対して、彼はそっと囁いた。
「もっと近くに来なさい」
甘美な言葉だ。
二人きりの空間だったら、何の躊躇いもなく引き寄せられてしまうだろう。
腕の中に閉じ込められることも、自ら腕を回すことも、どちらも同じくらいに愉悦を感じる行為だ。
二人きりではなくても、たとえば数日前の学園祭のような、非日常に身を置いていたとしたら、また話は別かもしれない。その点において女装という飛び道具は有効な手段だった。高揚感と場の勢いに助けられ、周囲を
気にせず好きな相手に縋り付くことができた。
しかし今は違う。常識なのか理性なのか、ただ自意識過剰に過ぎないのか、慣れない場所にいるというだけで、随分とたじろいでいる。
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第12話目。
次第に明らかになってくる、高沢という男の実像。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 02:34:31
13479文字
会話率:45%
「創星」
「あ?」
「なんだか今の、子供みたい」
感じた通りに微笑むと、次第に楽しくなってくる。
「子供で悪かったな。どうせまだ未成年だよ」
西嶋がまたわざと、ふてくされた仕草で頬を膨らませ、不機嫌そうに階段をひとつ飛ばして駆け下りたりするものだから、気持ちはさらに軽くなる。
「一緒に帰る?」
「当たり前だろ。ここまで来たんだ。突き放すなんて許さないからな」
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ
続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第11話目。
今回はコメディ色強めの話です。主人公、学園祭で女装する。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-13 02:11:51
12048文字
会話率:45%
俺の名前は柿田翔馬、製薬会社に勤務している研究員だ。二年の歳月を掛けて有る薬の開発に成功したんだ。それは人の夢の中に入れる薬さ。夢の内容を左右できるんだ。何のため? 俺の前から去った女に復讐するためさ。俺と同じ辱めを味わってもらおうと思ってね。
最終更新:2016-08-06 15:08:00
17708文字
会話率:55%
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第9話目。
雨の季節の中でも焦がれ続ける、焉了の心の比重を占める、高沢という存在。
話の一部にショタ描写、及び大部分に性描写を含みます。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。
最終更新:2016-07-24 02:59:05
10196文字
会話率:34%
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第10話目。
人さらいだった相手を思い続けた焉了の、愛する相手を待ちわびる心境。
話にショタ要素、及び性描写を含みます。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。
最終更新:2016-07-24 02:58:00
5179文字
会話率:33%
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第8話目。
恋い焦がれる相手に連れて行かれた、不可思議な謎を孕んだホテルで過ごす貴重な時間。
性描写を含みます。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。
最終更新:2016-07-23 02:33:46
12778文字
会話率:32%
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第7話目。
焉了を取り巻く人物と、それぞれの関係と、過去の事件に肉薄する勘の鋭い友人と。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。
最終更新:2016-07-23 02:26:57
9303文字
会話率:51%
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第1話目です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。
最終更新:2016-07-18 16:45:55
4994文字
会話率:20%
▼あらすじ
魔法使いを擁護する穏健派と弾圧しようとする急進派。
二つの派閥がおこした宗教戦争が終わり十数年の歳月が流れていた。
かつては魔法使いから牢獄と呼ばれていた学びの塔。その塔で魔法を教えているウェルナーは新たな見習いと、新たな聖騎士を迎えいれようとしていた。
「私があなたを監視して安全が保障できれば、あなたは晴れて自由に塔の外にでることができるようになります。」
その日、見習いと共に現れた新しい聖騎士はウェルナーの退屈だった塔での生活を一転させる。
無理やり塔に連行さ
れた記憶から聖騎士達を恐れる生徒達に自分を重ねながらも、
アレックスとの出会いで少しずつ聖騎士の認識を変えていく。
そんな折
ミルド大陸の南方を治めるグレイブ男爵がレナード男爵に宣戦を布告した。
新魔派のレナード男爵は学びの塔の魔法使い達に救いを求めるが・・・。
▼注意事項
PIXIVにて同様の小説を公開中です。著者は8gamiとなっております。
1巻:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4279147
2巻:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6204711
➡1巻:第一章~第四章
➡2巻:第五章~第八章
*無断複製・転載などは禁止しております。
*小説大賞への応募準備の為、3巻は年末か来年。(2016/01/15追記)
たくさんのブックマークありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-01 00:00:00
258539文字
会話率:43%
あやめは婚約者である東持院恭二郎の邸宅で息が止まるほど美麗な軍人に出会い、一目惚れ。それが恭二郎の兄、誠一郎だった。誠一郎もまたあやめに運命的な恋心を抱くも、二人は想いを胸に秘めたまま別れてしまう。誠一郎は戦地へ赴き、あやめは恭二郎と結婚した。 四年の歳月が流れ、恭二郎と父の邦彦が相次いで死亡。復員した誠一郎は右腕を失っていた。あやめと誠一郎は相続のために遺言に従って契約結婚することに。義兄の誠一郎に迫る肉食系のあやめ。◆2016/9/13 改稿版がDeNIMO様Emmaノベ
ルスより電子書籍化されました。Renta!やパピレス、Kindleなど電子書籍ストアで配信中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-23 00:31:13
105042文字
会話率:40%
昭和五十年代の始めの頃、田宮正造は大学を卒業して通勤を始めた。
毎朝乗る満員電車に最近の映画のヒロインに似た短大生に一目惚れをしてしまう。
その女子大生の名前も住所も判らないが週に三度同じ車両で会う、中々話す機会の無い中、彼女の友人達との会話から桜井弘子だと判明する。
好みの男優のコンサートのチケットにラブレターを入れて、交際を試みるが天の悪戯か?
やがて二十年の歳月が流れて四十五歳の正造が見た現実は、人は会わずに話さずに何年思い続けられるのだろう?
淡い恋心の青年の恋と愛
、ストーカーと恋愛は紙一重の存在か?
これは、少し良い話しです、一部書き直しました、もう一度、是非お読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-23 19:00:00
100302文字
会話率:42%
老舗料亭の娘・灯里(あかり)に幼い頃から恋心を抱く柊(しゅう)。しかし灯里には、勝哉という祖母が決めた許婚の板前がいた。その灯里が高校卒業を機に、突然消える。そして勝哉と結婚して料亭を継いだのは、異母姉妹の繭里(まゆり)だった。
それから6年の歳月を経て、偶然再会した灯里と柊。
「激しく抱いて傷つけて」それは、灯里が柊だけに告げることができた心の叫びだった。
✵✵✵
ブログもちょこっとやってます(●´ω`●)
「猫と小説、ときどき投資」http://pinmomo.fun
/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-22 07:05:46
245884文字
会話率:47%
~ニコニコブロマガとの重複投稿の作品です~
超未来SFアクション:赤い平原
注意:一応、過激な表現を多数含む展開となるため
こちらでは年齢制限を設けさせていただきました
なので、より官能的な除外話も掲載予定です
序盤は若干ノーマル気味ですが
徐々に面白くなってくると思います・・・
氷河期を迎えた未来の地球
生き残るために人類は、科学の全てを注ぎ込み
星まるごとをデータ化する惑星改造を行うことにした
長い歳月をかけて、完全なる0と1の世界が完成する
その際に用いられたソウ
ルシステムという
宝石を使った永久機関も同時に普及させ
新たな出発となる進化に煌く栄華を見せていた・・・
しかし、そんなシステムを管理する中枢が暴走して
防衛用として配備されていた、様々な兵器などが
人類に対し殲滅するだけの殺戮マシンとなって襲ってきた
為す術もなく、ただ消えていく命
データ化したとは言え
復元の不可能な損傷や、データ自体の損失により
事実上の死を迎える多くの人類
しかし、そんな人類も対抗する手段を開発していた
軍事利用目的ではなかった、ソウルシステムを武器に変え
暴走したシステムと戦うことにした
体内に宝石を宿して、魔法使いのような戦士を誕生させた
新たに軍を組織して
その脅威を排除するための存亡をかけた戦争が始まった
だが、不慣れなためか
防戦一方で、人類もなかなか勝てずにいたが
発生した場所の特性なのか、火気に対しての抵抗が弱く
ソウルの火属性だけが唯一残された希望となった
急激に減った人口も、火属性の活躍により
ある程度の歯止めがされ
均衡するくらいにまで、戦いを進めてきた
そんな世界に現れた、新たな火属性の戦士
若干14歳にして天才的な演算能力により
自在にソウルを操る少年レッド=ルビー
彼が幼き頃より、軍事学校で主席の成績を収め
特別枠にて新部隊へ配属になる
訓練を終えて、いよいよ初任務に・・・
世界を再び平和な地に戻すことができるのか??
今から始まる
レッド君の活躍に期待しましょう~
(色々な意味で彼に期待しててね)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-04 17:49:21
391704文字
会話率:81%
真奈は逃げ出した。姉の身代わりとして抱かれたから。それから三年、税理士となった真奈はクライアントのもとを訪ね、そこで忘れ得ぬ人と再会する。
最終更新:2014-08-22 20:00:00
45600文字
会話率:39%
妖狐の血を色濃く継いだ、篠塚家の一人娘・葉月。彼女には生まれた時から付き従う二人の下僕がいた。分家である篠原家の双子の兄弟。左近と右近である。しかし彼らは、十三歳になった葉月に何も言わず姿を消した。それから四年の歳月が流れ、双子が再び葉月の前に姿を現す。その胸に、とんでもない望みを抱いて…。下僕×御主人様。双子×少女。二対一のラブエロコメディ(?)です。
最終更新:2014-06-17 00:00:00
36587文字
会話率:33%
「からすさま、大好きです!」幼い人の子を拾った鴉天狗。
歳月は流れ、少女は立派な娘へと成長したけれど――
…あと三百年もお預けなんて、酷過ぎます。
年の差500歳弱の、人外×少女のお話。
和風ファンタジー。
最終更新:2014-04-06 16:03:50
12502文字
会話率:31%
全く結婚へ興味のない35歳目前の絹江は、祖母に勧められ仕方なくお見合いをすることになる。釣書にすら目を通さなかった絹江の前に現れた相手は、大学時代の友人・喜多であった。10年以上の歳月を経て再会したふたりは――。 (『たなごころ』拍手感謝小説として掲載していた作品に加筆したものとなります) ※番外編Ⅰに関しまして、主人公以外の女性との情事等含まれております。ご理解の上、閲覧には注意いただきますようお願いします。
最終更新:2013-05-08 23:59:17
74335文字
会話率:40%
作:ととりとわ(旧 BAL)
女性向け
短編
N2908BP
◆先読みの娘はやがて古の森に還り、魔女となる―――小さな美しい村で聖職者の男は少女と出会った。戦により一度少女と引き裂かれた男は、分厚い鎧を身に着け、大振りの剣を腰に携え、7年の歳月を掛けて戻ってきた。魔女に取りつかれた、不遇の輪廻の渦中にある娘と今は自由傭兵となった男との愛の軌跡。◆完全に趣味で書いたお話なのでいつもとは雰囲気が違います。◆他の作品と余りにも毛色が違うので注意。若干古典調の作品のため、文章は硬めです。流血表現有り。
最終更新:2013-04-13 13:10:03
18891文字
会話率:33%
和志(かずし)は東京近郊の下町に古くからある銭湯『富士の湯』の三代目。
十二月も半ばを過ぎたある日、高校卒業と同時に上京したきり八年間も戻って来なかった友人の徹也(てつや)が突然帰省して来る。週末に星を観に行かないかと誘われた和志は、その日がクリスマスイブだと後から知ってドキドキする。なぜなら和志は高校の頃から徹也のことが好きだったからだ。
密かに両想いだった二人が八年の歳月を経て再び出会い、想いを交し合って家族になるまでを描いた純愛物語。
※自サイトおよびFC2小説
掲載作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-18 21:00:37
39754文字
会話率:51%
親友の奈々江が海に消えて4年。あの頃からつるんでいた昌、翔太、隼人の3人は今年も奈々江の消えた海に来た。4年の歳月は、3人の関係も少しずつ変えていく…
最終更新:2007-07-14 20:04:28
17560文字
会話率:26%
検索結果:143 件