「恋愛なんてごめんだ」
双子の兄妹である朝日と夕子は、幼い頃、父の裏切りを受けてそう決心した。
しかし、大学生になったある日、朝日は妹に「大切な人ができたの」と告げられる。
自分の同胞を、片割れを失った。この痛みをどこにぶつけれ
ばいいのだろう。
そう悩んでいたところに、幼馴染みの悠がとある提案をする。
「だったら、朝日が彼女にされたことを、彼女にもすればいい」
――その結果始まったのが、男同士の恋人ごっこ。その奇策の行く末は……?
※もとは『BL小説短編集』に載せる予定でしたが、予想外に文字数が増え中編程度になってしまったため、こちらに単体であげています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 23:00:00
47914文字
会話率:41%
「恋人のふりをしてやろうか?」
研修先の上司に迫られ、誘いを断る為に恋人を作ろうとしても上手くいかない。焦りと自暴自棄から出会い系バーに足を踏み入れた春陽(はるひ)だったが、そこでもやっぱり上手くいかない。
落胆していたその時、常連客の李(
リー)と出会う。子供扱いにムッとしながらもどこか心地よく、酒の勢いも手伝って彼を誘った春陽は、とんでもないお仕置きをされてしまう。
酔いが醒めた春陽に、李は事情を聞く。隠し事はできないと判断した春陽は、事の経緯を話した。
すると、李は「恋人のふり」を提案してくる。戸惑ったものの、背に腹は代えられない。春陽は彼の提案に乗る事にした。
利害関係からの「恋人ごっこ」は、次第に本物の恋へと発展していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-20 01:24:58
29083文字
会話率:48%
幼馴染の齋藤勉(さいとうつとむ)は新人漫画家だ。そんな彼に担当さんは次回作の青春ラブコメを描くため私、二宮寧々(にのみやねね)と恋愛経験を重ねることを強制してきた。
密かに想いを寄せていた勉と恋人ごっこが始まった―――
出られた
らコミティア108にてこれと他数編をまとめ同人誌にする予定です。
(pixivにて投稿していたものの改訂・完全版です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-01 07:25:38
12967文字
会話率:51%