高校2年の夏休み、放送部のメンバーは次の全国文化祭大会に出品すべくニュースとなるような面白いネタを探していた。
原稿としては他の学校ではやってもいなさそうなオカルト系に絞り込み「廃校に響く歌声」「学校の七不思議」「少女失踪事件」
など地元
に纏わる話を集めていくと一つの共通点が見つかったのだ。
それが「こっくりさん」
「こっくりさん」が流行ったのはいつの頃か、今ではもうやっている人どころか知っている人も少ないだろう。あやふやな記憶を辿りに放送部メンバーは「こっくりさん」を実際にやってみることに…。
それこそがすべての始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-24 12:56:34
4473文字
会話率:42%