「う、うわぁ……ヒデェなぁ、コレ」
俺は、学校の授業中、机の中にケータイを隠して小説を書いていた。
タイトルは、『触手飴』。せっかくノクターンに登録したんだしと、書いた作品だ。
「いやしかし、これは酷いな………」
俺はこれまでに、沢山の18
禁小説を書いてきた。しかし、どれもこれも途中で書きたい事が増え、内容が濃くなり、結果、別の内容が書きたくなったり内容を忘れたりして諦めて放り出していた。
その点では、一応最後まで書けたコレは優秀な作品という事になる。
なるのだが………。
「こんなグロい作品、誰が読みたいんだよ……。というか、エロいの書きたかったのにエロさのかけらも無いな……」
俺はがっくりとうなだれる。しかし、何か一つ位は投稿しておきたい。だが、あるのはコレと、完結前に放り出した小説ばかり………。
「…………」
俺は、投稿ボタンを押した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-16 16:49:15
2013文字
会話率:20%
7年ぶりに再会した幼なじみの奈美と都落ちして、郷里で運送屋をしていると、謎の病気が大流行。主人公と奈美はどのようになるのか?・・・・・グロいシーン(※)はわずかですが、沢山の人が亡くなる話ですので、苦手な方はご注意下さい。(※前書きで警告し
ます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-04 15:55:05
28120文字
会話率:36%