戦争で孤児となったライマーは、オーガとダークエルフの混血である異形のヴィレクに拾われ、愛玩人形のようにして育てられるが、
聖騎士となる少年アロイスに心を奪われた。
嫉妬で怒ったヴィレクはアロイスに呪いをかけようとするが、ライマーは身代わりと
なってその呪いを受けてしまう。
呪いが完成しない途中でライマーが死んでしまえば、アロイスに転移してしまう。だが、呪いが完成した時、ライマーが命を絶てば呪いは消滅する。ライマーは呪いと共に死ぬ事を決意する。
闇魔術師となったライマーは、残りの人生をアロイスの元で生きたいと望み、彼の所属する騎士団に入隊するが、呪いを悟られない為、嫌悪される事に徹するが、アロイスへの想いは止められない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 10:00:00
26667文字
会話率:35%
タバコの害についてから、筆者の心境を綴った短編小説です。
半ばあたりから、障害者というものに視点を当てた文章が現れます。
タイトルの内容から段々と離れていきます。
最終更新:2016-05-22 22:34:51
1723文字
会話率:0%
悪魔に取りつかれた少女の物語です。
父親視点での語りです。
降霊術をしていて、夜な夜な徘徊するようになった娘メリッサ。
真っ黒の目で、複数人の男性と一度に関係を持つ。
その後に生まれた息子の目玉も真っ黒であり、夜な夜な彼女に話しかけるのだ。
彼女の父親はある日の晩、たしかに聞いたのだ。
言葉も教えていない息子が、母親であるメリッサに話しかける姿を。
そういう時、彼女は静かに涙を流してこういうそうだ。
天使だと思っていたのに…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-13 16:14:47
2382文字
会話率:7%