1999年の夏、世の中がノストラダムスの大予言と2000年問題に湧いていた時代。
金持ちの家に育った八ッ場練太郎その当時としては不自然な名前とハーフだと言う理由でいじめられ空手を習い始めそれなりの実力の付いた頃にゲームセンターでカツアゲをし
ていた不良と喧嘩し空手とは無縁の日々を送っていた。
そんなある日、学校帰りの駅の高架下を通ると、そこは科学が発展しホバーの様に浮く車が走る異世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 23:00:00
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